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短歌 yellow

飽きもせず手紙をしたため送り合う化石なんだと俺もお前も

堂々と仏頂面したガマガエル腹に小蠅の屍積もる

俺たちは見て見ぬふりで甘えてた捨てられたんだよ文化もろとも

再開と無事を祝い合う宴の場山羊の瞳をじっと見ている

風はなくただ細くなる道の果て奥へ進めど届くことなく

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