2022年8月3日 らくがきのお供に

  通勤の電車の中で、小さいノートを開いて、適当に思いついた絵を描くのは楽しい。長い移動時間も退屈ではなくなるし、眠くなりにくくなるからお得だ。
  らくがきには、最近無印良品で買った、ポリカーボネイトボールペンを使っている。税抜80円とリーズナブルで、かつシンプルな油性ボールペンである。

  ときどき私の中に湧いてくる、強い衝動がある。それは「お安いペンをバリバリ使って、末永くお気に入りにしたい」というものである。単純にペン本体や替芯がお財布に優しいという理由もあるが、「安くてお手軽な文具を愛用している」ということについて、高級品を愛でることとは別の憧れがあるのだ。我ながら、なぜそのような気持ちがあるのかはわからない。ちょっとツウな感じがするからかもしれない。
  あるとき無印良品で買い物中に、以上のような衝動に駆られて、ポリカーボネイトボールペンを購入した。いつも外に行くときに持ち歩いている小さなノートと一緒に、ポーチの中に入れた。
  早速使ってみると、いたって普通の油性ボールペンだ。しかし、気がつくと、らくがきだけではなく仕事のメモもこれで取るようになっていたし、1日ずっとこのペンをぐにぐに揉んだり回したりしていた。このボールペン、好きだ!!!
  この無印のポリカーボネイトボールペンの良いところは、
・安い。(替え芯もすごく安い)
・軽い。
・グリップ部分の感触が、柔らかすぎず硬すぎずちょうどいい。
・ボディがシンプルで、特にクリップ部分が直角でかっこいい。
・書き味が滑らか。
・ダマができにくい。
・掠れにくい。
という具合だろうか。
  インクの色が少し薄めで、真っ黒いものが好きな人にはちょっと物足りないかもしれないが、個人的には気にするほどではない。また、インクのダマや掠れは集中力が途切れて苦手なのだが、今のところこのペンはそれが少なく感じられて、ありがたい。
(無印良品の文具には、OEM(他の会社が作っているもの)があるらしいので、もしかしてこのペンの芯もそうなのかしら)

  日記を書こうとしたら、長々と好きなボールペンの説明になってしまいました。たまにはいいよね!!!

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