『ごまたのおろち』を観た感想
7月23日に開催された男性ブランコさんのコントライブ『ごまたのおろち』を配信で観た感想です。
また遅くなったね!!!!!
『夜ふかし』
最高の親子でした。お母さんが急に動くから「虫みたいで怖いなあ」と思っていたら、息子が「死にかけの蝉」と形容したので笑ってしまった。最後の舞は、1回観た後に「ここで踊りだすぞ!」とわかっていてもめちゃくちゃ面白いからすごい。
『刺身の盛り合わせ』
早く食べないとお刺身が傷んじゃうよ〜とちょっと心配になったけど、美しい星々のことを考えたらどうでもよくなりました。自分は居酒屋さんのアルバイトなんて到底できないようなポンコツ人間だけど、この店長さんの元で働いてみたい。
食べるときの顔!こっっわ!!
『ヘルクッキング』
ちょっと思わせぶりなゲルルの思わせぶり加減が好き。鍋がで〜っかいのにおたまが普通サイズなのも好き。
聞いたことあるような聞き慣れないような言葉が飛び交う中、「お魚は安くなるから閉店間際のスーパーで買う」とか「思わずインスタントご飯に助けられる」とか、人間にも親しみやすい悪魔だなぁ。
地獄にも浸透しているカレーはすごい。さすがカレー。カレーを食べながら観たら、より楽しい気分になりました。
『内見』
と!に!か!く!狐さんが愛おしくて仕方がない。尻尾が出ているのを指摘されたときの反応で「本物だ〜!」と思った。本物の狐、生で見たことないけど。でもテンパっている狐ってきっとこんな感じなんじゃないかな……。
部屋に入るなりうろちょろするところも、相槌が優しすぎるところも、ライバルの狐たちの恩返しにケチつけるところも、本気で役に立ちたかったんだろうなぁと狐さんの気合を感じる。かわいい。
『心に残る言葉』
「心に残っちゃうんだも〜ん」と得意げなおじさん……三億円を欲しがるおじさん……人間くさくて最高です。口調の「おっちゃん」感も好きです。お節介だけど相手がどう感じるかもめちゃくちゃ考えていて、優しい人だなぁ。三億円は無理でも、ずっと幸せでいてほしい。
『ごまたのおろち襲来』
3秒じゃなくて4秒ルールになっちゃってるけどいいのか……?!
一見普通の作業員のおじさんが、ヒーローに変身するところにロマンを感じる……。
「よくやってる〜!!」
もしかして、エンディングに映っている黒いウニョウニョは、退治されてちっちゃくなったごまたのおろちくんかな。
『面接』
(タイトルがわからなかったのでなんとなくです)
店長さんの「パラレルワールドから来てな〜い??」の動きが面白すぎて毎回笑ってしまう。学ランのボタンが第1と第3しかないのもパラレルワールドゆえんなのか……?
いつもコント以外の演出も素敵ですが、今回の幕間の映像が特に好きでした。いろんな蛇のシルエット、生息地、名前、鱗、サイズ、毒の有無が並べて展示される様子は、小さい頃に行った動物園の爬虫類館を思い出して楽しかったです。そしてなんだか首を前後に振りたくなるBGMも好きです。
日本舞踊、米を炊き忘れたときの絶望、荒ぶる狐さん、尻尾から目が離せないフルカワさん、パラレルワールドに動揺する店長さんなど、とにかくお2人の動きが面白くていっぱい笑いました。(特に、浦井さんが以前より縦長になられて、よりかっこよくなられていたからか、余計に面白く感じたような気がします。)
地獄や狐、パラレルワールド等々、非日常・非現実な設定でも、観ていて全く気が散らずにのめり込めるのは、台詞やお2人の演技に説得力があるからだろうと、素人ながらに思います。
来月の『ちょいとそこのキマイラさん』は観れなくて寂しいので、ザ・マミィさんとのツーマンライブ『マミンコ Summer』を観て悲しみを乗り越えようと思います。
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