いただきもの書籍ご紹介
ご紹介が遅れてしまいましたが、以下、ご恵投いただきました。ありがとうございます。
どうするALPS処理水? 科学と社会の両面からの提言
著者・編者:岩井孝、大森真、児玉一八、小松理虔、 鈴木達治郎、野口邦和、濱田武士、半杭真一(著/文)
私も企画の時にお声がけをいただいたのですが、非常に立て込んでいた時期のため、ご協力できず恐縮でした。(著者が男性ばかりなので、一応、女性の私にもお声がけはいただいていた、という証言代わりに書いておきます。)
海洋放出は、現在も進んでいますが、一定の当事者性を持ちながら事態をずっと注視していた人たちは、いまでもなにかもやもやしたものを抱えていると思います。
今回の処理水放出は、もっとよりよいやり方があったのではないか、と今後に考える材料にすべき一件だったと思います。このやり方で「うまくいった!」と思っている方は、状況への観察が不足していると私は思います。
理系の女の生き方ガイド
理系ではないのですが、著者の宇野賀津子さんからお送りいただきました。今よりもさらに苛烈な男社会であった研究世界を生き抜いて、業績を残された先達の貴重な経験談です。
哲学ってなんだろう?
哲学の基本がわかる図鑑
DK社/編 山本 貴光/訳
ここのところ、広げる時に思わず力が入ってしまうような本ばかり見ていたので、ひさびさに、ページをめくりながらふわっとした気分になれました。やさしいイラストですが、内容はしっかりとわかりやすいです。
ますます「考える力」が問われてくることになるこれからの時代、やわらかいきもちで哲学に触れられる入門書です。お子様にもぜひどうぞ。
気に入られましたら、サポートをお願いします。