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予告:新著12月に刊行します

 晶文社から、12月中旬に新著を刊行します。
 『スティーブ&ボニー  --砂漠のゲンシリョクムラ・イン・アメリカ』というタイトルで、内容は、2018年にアメリカのハンフォード・サイトを訪問した時の滞在記です。
 マイキャッチコピーは、「ハート・ウォーミングなゲンシリョク・ロードムービー エッセイ」(ちょっと長い)です。前回の『海を撃つ』の読後感が重い、という感想が多かったので(テーマ的にしかたなかったのですが)、今回は、読み終えてほんわか、を目指しました。

 担当の編集者は、吉川浩満さんにお世話になっています。
 自分よりもはるかに実績のある書き手の方に、編集でお世話になるというのは、なかなか得難い経験といいますか、ありがたいというか、おそれおおいことです。

 吉川さんとのご縁は、吉川さんの近著『哲学の門前』(紀伊国屋書店)にも登場する、編集者の赤井茂樹さんのご縁によるものです。(どういう関係?何者? と疑問に思われた方は↓を、ぜひ!)

 私の前著の編集をしてくださったのも赤井さんで、本屋titleでされた出版イベントのときに、ご相棒の山本貴光さんも一緒にお世話になりました。

*今回も、山本さんにもお世話になりました&なっています。

*なぜ吉川浩満さんに編集してもらえるのか、と疑問に思われる方が多そうな気がするので、あらかじめの事情説明でした。

 今回の内容は、note に掲載したものを修正、加筆した内容になります。取り扱っている内容も構成もそのままなのですが、かなり書き直しています。
note に書くときは、気合一発2時間勝負!と決めて、だいたい一回を2時間以内に書き終えることを目標に書いていました。(回によっては、収まらなかったときもありますが)
 勢いで出したぶん、文章は荒い書き殴りになっていたので、文章を調整し、調べが必要な箇所は調べ直して、書き直しました。
 noteの使い方は人それぞれだと思うのですが、私はじっくり推敲しながらnoteで書く、ということができず、その時の思いつきで一気に書くという使い方をしてます。

 旅行ものエッセイではあるのですが、「その後の人びとの原子力史」というような内容になっているのではないかと思っています。
 ここ数年の私の大きな問題意識は、福島事故をどのように歴史的に位置づけるか、というところにあります。それを少しだけ反映した内容になっている、と思っていただけるといいなと思っています。とはいっても、内容のほとんどは福島ではありませんが。

 出版にあたっての取材申し込みやイベントなどありましたら、ご遠慮なくお知らせください。(ご連絡は、晶文社さん宛でも、私宛でも大丈夫だと思います。)
 ひきつづき、お知らせをしていきますので、よろしくお願いいたします!

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