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ストレングスファインダーを試してみました

社内の一部グループで「ストレングスファインダーをやってみよう」という話になり、2年ぶりにテストしてみました。

ストレングスファインダーとは、自分の才能を知るためのテストです。

アメリカの統計会社ギャラップ社が、40年に渡る研究、200万人の成功者へのインタビューなどを経て作り出したツールです。177問のwebテストを受けると、34の資質の中から「あなたの才能TOP5」を知ることができます。「才能」という言葉に「いやいや、自分は才能なんて無いし、、」と構えてしまうかもしれませんが安心してください!ストレングスファインダーで言うところの”才能”とは「無意識に繰り返される思考・行動・感情のパターン」を指します。

ストレングスファインダーⓇの活かし方

ちょうど先日、お客さんから「出会った当時(2年前)と今で大きく変わった」と言われたのですが、ストレングスファインダーをやってみて、たしかに資質に変化が起きていたようです。
そんなわけで、ストレングスファインダーの結果と、自分が感じたことをまとめます。

ストレングスファインダーの結果

自分のストレングスファインダーの結果について2年前と現在の違いを書きます。
各項目の詳細に興味がある方は『天性の強みに関する34とおりの根拠』のページをご覧ください。

2年前の自分:過去から現在を見る感覚

2年前の自分のストレングスファインダーの結果は以下でした。

  • 最上志向(影響力):卓越性を高めるため、強みに注目する

  • 内省(戦略的思考力):知的な活動に多くの時間を費やす

  • 着想(戦略的思考力):新しいアイディアを考える

  • 指令性(影響力):状況の主導権を握り、決断する

  • 自己確信(影響力):自分の能力と判断力に自信がある

大分類でいえばTOP5の内容は戦略的思考力2つ、影響力3つでした。

当てはめるようになりますが、2年前を振り返ると最上志向を活かしていた時期だったと思います。
いま自分たちの強みで勝つにはどうしたらいいか?」を考えていたからです。

悲観的な事例ですが、2年前は自社のことについて「SEOへの理解がある記事制作屋」と考えていました。

2年前は、人間に絶望してる→ちょっとポジティブへのなりかけ期でした。
当時の自分の絶望ぶりというと、経営塾へ参加しようと思っていたとき、コンサルの方から「お前はどうしたいの?」って聞かれて、考えた結果「いま何も楽しくないし、さっさと清算して死にたい」って答えたくらいです。

当時、自社について【弱いコンテンツSEO会社】だと思っていました。

ただ、会社を続けるためには事業で勝つ必要があったので、「自分がSEOを理解できるディレクターならSEO会社やメディア企業とのコミュニケーションがスムーズになるから、【SEOに強い記事制作屋】になろう」と考えました。

弱いコンテンツSEO会社でも、SEOで勝てる記事制作屋でも、やっていることは変わりません。
記事制作をやっているだけです。

ただ、発想と売り方を変えただけで会社は大きくスケールしました。

この事例をストレングスファインダーに当てはめて考えると、(相対的に)自分たちはどう優れているか?ということにフォーカスできた結果だし、商材開発において最上志向の資質が活かせたという印象です

現在の自分:未来から現在を見る感覚

今週ストレングスファインダーをやってみた結果は以下でした。

  • ☆New 未来志向(戦略的思考力):未来のビジョンを語る力

  • 着想(戦略的思考力):新しいアイディアを考える

  • ☆New 戦略性(思考力):目的に向かうための選択肢を想定できる

  • 内省(戦略的思考力):知的な活動に多くの時間を費やす

  • 自己確信(影響力):自分の能力と判断力に自信がある

最上志向と指令性がなくなり、未来志向と戦略性が加わりました。
大分類が影響力にカテゴライズされる資質は一つしかなく、大半が思考力に分類される資質に変化しています。

自分でも納得の結果ですが、未来志向が資質の中で一番強く表れました。
変化した理由に納得した理由は、この2年で、モノを考えるときの基本パターンが「過去こうだったから、いまどうするか?」から「未来がこうだから、いまどうするか?」に変わっている手ごたえがあるからです

過去がこうだったから現在をどうするかを原動力にしてきた歴史はありますが、最近は未来に対するイメージを現実にしたいというモチベーションのほうが強くなりました。
自分の場合、その状態のほうが精神衛生上よさようです。

他メンバーの結果

他のメンバーもストレングスファインダーをやったので結果をまとめます。

取締役:戦略性・指令性・未来志向・活発性・最上志向(戦略的思考力2:影響力3)
管理マネージャー:調和性、分析思考、個別化、規律性、慎重さ(実行力2、人間関係構築力2、戦略的思考力1)
実務マネージャー:調和性、回復思考、個別化、学習欲、責任感(実行力2、人間関係構築力2、戦略的思考力1)
実務リーダー:最上志向、慎重さ、内省、学習欲、収集心(実行力1、影響力1、戦略的思考力3)
実務リーダー:着想、共感性、親密性、ポジティブ、指令性(影響力1、人間関係構築力3、戦略的思考力1)

ストレングスファインダーの結果をもとに自分を知るだけでなく、周囲との相性もわかります

例えば、未来志向の人は同じ未来志向の人と組むと、より独創的で具体的な考えに高め合えるというものです。
また、活発性の合う人と組むことで、「未来は今日の自分の行いから生まれるものだ」と思い出せるというものでした。

他にも、自分の資質のひとつである自己確信との掛け合わせで言うと、慎重さや戦略性の資質がある人と組むと、自己確信の資質がある自分の目標を査定してくれるようです。
例えば、自分から管理マネージャーに対して大きな目標を伝えたときに「どう現実に落とし込むか?」という手順化をされる機会は少なくないと思います。

ちなみに、管理マネージャーがメンバーごとの資質のページに付箋を貼ってくれました。

ストレングスファインダーの書籍

こういう整理をしようかな?という考え方も、例えば分析思考のような資質の影響があるのかもしれません。

ストレングスファインダーからの気づき

数年後に再度ストレングスファインダーを試したらまた違う結果が出そうなので、そのときの気づきになるように記録しました。
今後の自己理解やチームマネジメントに活かしていきます。

今週の1曲
Spiral Life/where're you from?where're you going?


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