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WSDで実感した心理的安全性の大切さ

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久しぶりの投稿です。
今年8月~11月の間、私は青山学院大学社会情報学部 ワークショップデザイナー育成プログラム(WSD)を受講し、無事に修了しました。
コロナ禍により開始時期の延期、更に講座のオンライン化となり、青学の講師およびスタッフの方々は準備でたいへんだったと思います。まずは今回受講できたこと、WSDの関係者のみなさまに感謝いたします。そして、参加者の皆さま、伴に学ぶことができて本当に良かったです。
ありがとうございます!!

卒業生からWSDの話は聞いていましたが、期待以上に学び・気づきが多いプログラムでした。
今回はその学び・気づきの中から特に印象的だったこと
「チームにおける心理的安全性」
について書きます。

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最高のパフォーマンスを出すチーム

WSDの中では演習が何度か行われますが、その都度違うメンバーでチームが構成され、ワークショップの企画・準備・実践・振返りを行います。
で、私が関係した全てのチーム。お世辞抜きで皆素敵なメンバーでした。
私自身、それぞれのチームでありのままの自分で居ることができ、居心地が良く、かつチームとしても機能していたと思います。
例えば、私を含めたメンバーの方々は、誰かに指示されるのではなく自ら出来ることを積極的にやったり、誰かの苦手なことは得意な人がカバーしたり、また、アイデアのブレストにおいては、誰かが思いつたことを発言すると、それに乗っかり新たなアイデアがどんどん出てくる・・・など、チームとして最高のパフォーマンスを出していたと思います。
では、なぜチームとして機能していたのでしょうか?
それは心理的安全性が確保された学びの場が作られていたからだと思います。

ちなみに、心理的安全性とは、「メンバー全員がチームの目標達成、組織の成長に向かって、安心感を持ちつつリスクを冒しながら進んでいける場」という意味です。過去に「心理的安全性」に関する記事を投稿していますので、良かったらそちらも読んでください。(下部のリンクを参照ください)

ベースにあるのは心理的安全性

この心理的安全性は、単に楽な場、馴れ合いの場、仲が良いだけの関係性という訳ではなく、メンバーそれぞれが役割と責任を持って、成果を出すために行動していく場や雰囲気のことです。

今回のWSDでのチームを振り返ると、各メンバーは自然と次のことを実践していました。
・お互いのこと(存在や価値観)を認め合う
・相手の意見を否定せず、受け容れる
・ただし、自分の中に違和感があれば正直に伝え、納得するまで話し合う

まさに、心理的安全性がチームの土壌にありました。これがあることによって、積極的な意見交換もでき、結果的に面白いワークショップが実現できました。もちろんワークショップで上手く行かなったこと、改善点もありましたが、振返りをしっかり行い、その結果学び・気づきも多かったです。それは、振返りの中でも相手に対して遠慮や忖度をせず、率直な意見交換が出来ていたからだと思います。

では、なぜこの心理的安全性がチーム結成の初期段階から確保されていたのでしょうか?
私が推測するに以下の理由からだと思います。
(1) WSDのプログラム(講義や演習)が心理的安全性を醸成する作りになっているから
(2) WSDの参加者は学習意識や成長意欲が高い人が集まっているから

この2つのことは、ワークショップを企画・運営する際にも考えるべきことだと思います。
「心理的安全性が保たれた場をいかに作っていくか」
企画段階のプログラムデザイン、運営のファシリテーションで考えていく必要がありますが、詳細は別の記事に書きたいと思います。

本当に素晴らしいプログラムでした。
このプログラムに参加出来たこと、WSD関係者の皆さま、伴に学べた受講者の皆さまに改めて感謝します。ありがとうございました。


<参考記事>



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