中里さんの暮らし。andCURRY日誌➖20241118
いっちゃんが「耳の後ろが痛い」と恐ろしいことを言い出すので、朝から病院に連れて行った。幸い、なんてことはなく、やや喉が腫れている、風邪かなということで薬を出してもらって、大事をとって保育園をお休みした。
仕込み日だったので、エンジェル、さよ、はるっちにお任せして、わたしは家で事務作業などをしていた。いっちゃんを寝かしつけようとしたけれど、眠くないとのこと。ホットカーペットで猫たちとゴロゴロしていた。羨ましい。
中里自然農園さんとの「往復書簡」という連載を書き上げた。
これは中里さんとandCURRYのお手紙を公開するという内容で、畑のことや高知での暮らしのこと、うちのお店のこと、どんなカレーを作ったか、など近況を交えてやり取り。
中里さんの自給自足生活っぷりがどんどん精度を増していて、わたしは興味津々。塩は海水を汲んできて炊いて作っていたり、豆板醤や、納豆などの発酵食品も作る。鶏も孵化させている。コーヒー豆の焙煎もご自身で・・・現在はサトウキビの制糖作業があるのだとおっしゃていた。昨年、このお砂糖を少し分けていただいたのだが、食べた瞬間から、やんごとなきおやつランキングの第一位に君臨した。朝、ヨーグルトにこの砂糖を入れたり、夜中、よく頑張った自分へのご褒美に口に運んでいたら、大切に食べていたのにあっという間になくなった。ぐぬ。しっとりほろほろ。最高、優勝、ありがとう。
便利になった世の中では何でも買えるし、さらには自分から求めに出かけずとも届けていただけたりもする。豊かになって効率化され、余った時間にわたしたちは何をしているんだろうねぇ。自然から距離を置いて生活することで、見えなくなってしまっているものも多々あるのだろうなと、中里さんの暮らしを感じるたびに思う。
ぜひ往復書簡読んでみてください。
夕方からは夫が帰ってきていっちゃんを託し、わたしはお店に。高知と青森から届いたパクチーをひたすらグリーンカレーペーストにしたり、牛スネ肉をカットして焼いて煮込んだり、鱈を捌いたり、もりもりと仕込みをした。おさよは何回も牛スネ肉を牛すじ肉に脳内変換して、混乱状態に陥っていた。牛スネ肉のスープ、たまらん。寒くなってきたので、ポカポカになるメニューを考えている。帰宅してから、野菜のオイル蒸しを作った。最近自炊する時お肉は控えている。焼いたシャケの残りをほんの少しだけ出して、あとは全部野菜のおかずにした。夫は「こういうご飯が好きだ」とごはんを高校生みたいに食べていた。46歳なのに。