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仕方ない。andCURRY日誌➖20240805

娘の寝かしつけで寝落ちしなかったのは、来週から始まる大型催事の準備が本当に間に合うのか不安になってきたからだ。
世の中がお盆休みに入るらしく、取引先もいくつかお休みで、あれ、あれれ?仕入れやばくない?となったわけだ。


夏休みの宿題は全部7月に終わらせて、自由研究と読書感想文を8月に時間をかけてやる小学生だった。
それなのに。今はギリギリを攻めまくっている。みんなに呆れられるほどに際を歩いている。夫には見えてる範囲が狭すぎるとため息をつかれる。

理由はなんとなくわかっている。物理的に忙しいのは大前提として、それ以上の理由、間際になると突然冴え渡るのだ。どれだけ集中して考えたメニューも、間際になるともっといい物が浮かんでしまい、それに変更したくなる。我慢ができない。めちゃくちゃいいアイディアが浮かんでしまう。事前に、余裕を持って、いいアイディアを出すことができないのだろう。降ってくるんだもの、仕方ない。


ともかく頑張るしかない、というわけで、今日はしーちゃんを道連れに催事準備を頑張った。連勤の自分を労うために、お昼は下北沢まで自転車を飛ばしADDAへ。しーちゃんがびっくりするほど食べた。迷わず全部乗せにした。美味しかった。店主さんと話していると、住んでる場所が近所だとわかる。通勤ルートにある開かずの踏切について、大変な共感を分かち合った。ひどい時は15分ほど開かない踏切でイライラしているのはわたしだけではなかったし、さらにその踏切は日本でも指折りの開かずの踏切だということを教えてもらい、毎朝あんなに待ってることすら誇らしく思えてきたのだった。日本でも有数の場所なんだもの、仕方ない。


家に帰ってきてからはいっちゃんにプリンセス知育ドリルの迷路バージョンをやってもらいながら、わたしはご飯を作った。わらふぁーむのあすかさんが送ってくれたフランス在来種のズッキーニを少し持って帰ってきて、試作がてら白ナスと一緒にポタージュにした。あすかさんの言うとおり、ズッキーニのとろみが予想以上にあり、ポタージュと言えど、牛乳や豆乳を使わずともクリーミーに美味しくできた。味付けは塩と出汁だけの潔さ。たくさんできたから明日の朝も食べる。チヂミを焼く練習もした。10日のイベントでカレーチヂミを出すのだが、理想の焼き加減にならないので、毎日練習している。西荻窪のongiで食べたみたいにサックサクにしたいと思い、レシピ本を買った。粉の配合に秘密があると踏んだのだが、なんとチヂミ粉としか書かれておらず、おおんとなった。そのチヂミ粉のブランドを教えてはくださらぬか・・・
大阪に住む実母とフェイスタイムしながらオンライン夕食会とする。いっちゃんが「ばあば大好き」と言うと、「ばあばはいっちゃんとゆきなとひろき(夫の名前)が大好き〜」という返事を聞くやいなや「ひろきは危ないぞ!やめておけ!」となぜか血相を変えて返すいっちゃん。めちゃくちゃ笑った。どこで覚えてきたんだか。まぁこの人、人生三回目だもんね、仕方ない。

仕方なくあらへんやろが

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