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辛さの要因。andCURRY日誌➖20241018

秋の野菜たちが続々とキッチンに集まってきている。里芋、新生姜、さつまいも、秋茄子、落花生、ラフランスなどなど。柿ももうすぐやってくる。端境期を越え、秋ならではのラインナップなのだが、今年はまだまだ暑いので、遅れている野菜たちもたくさんあるようだ。10月ってこんなに暑かったっけ?

金曜日からメニューが変わるので、3つのカレーを仕込む。落花生は辛めのトマトカレーになった。三軒茶屋にあるmanosの遠藤くんにもらった辛いチリペッパーを使っている。彼のカレーの辛さの秘訣はこのパウダーか、と思い知るほどの辛さなので、ちょっとずつ使う。and CURRYのカレーは激辛がない。辛口はある。辛口でもみんな「辛いね」と言いながら食べられるくらいの辛さにしている。
カレー=辛いもの、ではない。いろんな味があるけれど、辛いのも美味しい。特にわたしは海鮮系のカレーを辛くしたくなる。辛さには唐辛子由来と、胡椒由来のものがあって、どっちもいいよね。ちょっと背伸びするくらいの辛さを食べると、その時はうう辛い、と思うけれど、その日の夜とか翌る日に思い出して、あの辛いカレーまた食べたいな、となるのだ。記憶に残るカレーになるには辛さの要因って結構大きい気がするな。

新生姜ポークキーマと、ルッコラとえびのカレーも美味しくできた。営業はエンジェル、しーちゃんにほとんどお願いして、わたしは事務作業をモリモリと進めた。もうすぐ青森出張があるので、その準備と、企業様の案件での撮影、庄司いずみ先生のオンライン料理教室のレシピおこしなどを一気にやった。一日デスクワークをするとどんどんと物事が進む。その時間をくれているのは営業をお任せできるみんながいるから。お店の営業をしながら、迅速な返信や事務対応というのが無茶苦茶難しいことを、フリーランス時代に知った。その時は週に2回しか営業していなかったのに、もうてんやわんやの騒ぎでフリーの仕事がどんどん遅れていって、とてもご迷惑をおかけした。「カレーばっかり作ってんじゃねーよ!」と怒られたこともあった。何も言い返せなかった。できると思っていても、できない。あると思った時間がなくなる。二足の草鞋を履くことは可能だとは思うけど、お店と何かを両立するのは結構大変よ。いや、これはわたしのキャパの問題なのかもしれないけど。

昨日、羽根木マルシェで購入した、猫と一緒に使えるもふもふのブランケットが届いた。早速ももこにもふもふをご堪能いただこうとしたけれど、拒否。ブランケットが入っていた段ボールの方がお気に召したようで、ずっと入っていた。お姉ちゃんが気に入っているものは自分も!という晋作も、段ボールの周りをうろうろして交代してもらおうと必死であった。いっちゃんは「もものお部屋にする!」と段ボールにお気に入りのシールやポストカードを貼って装飾した。素敵なオレンジの壁紙に、写真が飾られたお部屋になっていた。ねぇ、みんな段ボールに夢中すぎるよ!!ブランケット!!

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