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2024年8月公開の注目映画

■インサイド・ヘッド2

2024年8月1日公開

転校した学校にも慣れライリーの頭のなかの、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情たちは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する日々を送る。

ある日、高校入学を控えたライリーの頭のなかで突然大きな謎の警報が鳴り響く。

戸惑うヨロコビたちの前に、最悪の将来を想像してしまう「シンパイ」、いつも誰かを羨んでいる「イイナー」、退屈で無気力な「ダリィ」、モジモジ恥ずかしがっている「ハズカシ」の感情たちが現れる。

ケルシー・マン監督。

■マミー

2024年8月3日公開

1998年7月に起きた和歌山毒物カレー事件。夏祭りで提供されたカレーに猛毒のヒ素が混入。67 人がヒ素中毒を発症し、小学生を含む4人が死亡した。

犯人と目されたのは、近くに住む林眞須美。凄惨な事件にメディア・スクラムは過熱を極めた。自宅に押し寄せるマスコミに向け、眞須美がホースで水を撒く映像はあまりにも鮮烈だった。

彼女は容疑を否認したものの、2009 年に最高裁で死刑が確定。今も獄中から無実を訴え続けている。事件発生から四半世紀。本作では最高裁判決に異議を唱え「目撃証言」「科学鑑定」の反証を試み、眞須美の夫・林健治が自ら働いた保険金詐欺事件との関係を読み解いていく。

そして、保険金詐欺の実態をあけすけに語り、確定死刑囚の息子として生きてきた林浩次(仮名)が、なぜ母の無実を信じるようになったのか、その胸のうちを明かす。

林眞須美が犯人でないのなら、誰が彼女を殺すのか? 二村真弘監督は、捜査や裁判、報道に関わった者たちを訪ね歩き、なんとか突破口を探ろうとするが、焦りと慢心から取材中に一線を越え。映画は、この社会のでたらめさを暴露しながら、合わせ鏡のように、私たち自身の業や欲望を映し出す。

二村真弘監督。

■映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記

2024年8月9日公開

しんのすけの夏休みが始まったある日、現代に恐竜を甦らせたテーマパーク“ディノズアイランド”が東京にオープンすることが決まる。

特別に招待されたしんのすけらカスカベ防衛隊は、恐竜たちとの出会いに興奮する。

同じ頃、カスカベの河原ではシロが小さな恐竜ナナと出会い、しんのすけたちと夏休みを共に過ごすが、ナナには大きな秘密があった。そんななか、ディノズアイランドから恐竜たちが大脱走する事件が起こる。

佐々木忍監督。

■フォールガイ

2024年8月16日公開

大怪我を負い一線を退いていたスタントマンのコルトは、ハリウッドの撮影現場に舞い戻り、そこで監督を務める元カノのジョディに再会する。

そんななか、幾度も命懸けのスタントダブルを請け負うも、あっさりとクビを切られた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪。

キャリア復活とジョディとの復縁を目論むコルトはトムの行方を追うが、思わぬ事件に巻き込まれていく。

デヴィッド・リーチ監督。

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