自分1人考えたって何にも変わらないけども・・・

最近、なんだか”食”について考えさせられる時がある。


きっかけはこれ。。。

何気なくテレビを見てたら再放送で入ってた。

実はこのドキュメントテレビは罠で捉えた動物を棒で叩いて、ナイフでとどめを刺すまでの一部始終を生々しくそのまま放送しており、たくさんの賛否両論の声が寄せられたそうだが、

自分はこの放送を見て、改めて「生きるモノを殺して食べるとは何か」「食とは何か」というのを見つめ直せるきっかけになったと思う。

命をかけて猟をする人間と、殺されたくないと死に物狂いで抵抗してなんとか生き延びようとする動物。どっちも命との駆け引きをして最後、ナイフで心臓を一突きした後でも数秒間生きている動物の体に、死ぬ間際までそっと手を添え続けている猟師。

「生き物を殺すというのはこうゆう事か」と改めて思い知らされました。

そして、「その点自分はどうなのか」という疑問・・・。


スーパーへ行けばいつも鳥や豚、牛の肉がパックの中に入って、

今すぐ食べられるように売られている。

鶏一羽くびり殺したことがない癖に、殺した時の罪悪の気持ちなど一切ない癖に、店頭に肉になる前の事なんて何一つわからないままにコンビニの親子丼を食べる。

多分今思うと、「わからない」のではなくて「わかりたくない」って気持ちの方が無意識的に働いて、そっちの方を優先してたのだと思う。。

だって、ソレ知っちゃったら肉食えなくなるじゃん。。。

ーーーでもやっぱり、わからないように心に防衛戦を張り巡らせてても、なんだかモヤモヤとした違和感が心の中を覆う。

神戸牛、米沢牛、黒沢牛などの高級肉をテレビの中のセールスマンが言葉巧みに視聴者の心を煽り、「一級品の高級和牛!今だけ○○円!」と声高に叫ぶ。そして、そんな高級肉を取り扱ってる店にはワラワラと人がたかり、とろけるようなおいしいお肉に舌鼓を打つ。

精肉店には可愛くカモフラージュされた牛さんと豚さんが、胸にナプキンを締めて両手にはナイフとフォークを握っている。

どこぞの養牛、養豚、養鶏場でインフルエンザが出たと言えば、一頭一頭注射を打たれて殺される場面がテレビで放送され、何百何千という鶏の遺体がブルーシートを被せて土に埋められる。(あれ何百年何千年後に大量に骨だけが発見されたらさ、数が数だけに、発見した人超絶びっくり仰天するだろうね・・・)

確かに肉はおいしいし、人間は雑食なのだから、食べて何が悪い。

ーーーと言われれば、確かにその通りだし自分だってお肉はおいしい。。

それは否定しない。


でも・・・何だろう・・・言葉に出来ないのだけども・・・なんか違う感が・・。。はっきりとした答えはないんだけども、なんとなく心の中に巣喰う違和感。

その違和感が一体何なのかを、おおっぴろげに言ってくれてた人が居た。


それがこのお方。





なんか「ヴィーガン」っていう言葉は何回か聞いたことあるけれど、

正直言って、・・・まあ・・・(この動画でも言ってるけど)ぶっちゃけ

”私、周りの皆とは違うのよ”的な感じの方達なんかな・・と思ってました。

(スンマセン・・汗)

でもこのオリラジの中田敦彦さんのyoutubeをみて「そうそう!コレよコレ!言いたいことはこうゆう事なのよ!」と目からうろこがボロボロ落ちました。

オリラジの中田さんて、これもぶっちゃけ言いますけどTシャツがめちゃくちゃ売れた人か、紅白にエクソシスト並みに首を折り曲げるくらいのイメージしかなかったので、こんなにも色々なことを考えている方だったとは思いもしませんでした。。

え?この人誰??って思う人でも、とてもわかりやすく解説してるのでこの動画全然楽しめると思います。

その他の動画も色々気づかされることばかり喋っているので、最近はこの方の動画見まくってる。笑


日本ってさ・・・なんかこう・・・・

周りに流されるのがいい事で、自ら自分で考える事が”悪”というか、この方のように疑問に思ったことを色々調べて、

自分の意見を述べるって言う風習がない国じゃないですか・・・。

だから、こうゆう方が日本でもっともっと増えていけばいいな。。


とふと思った次第でありました。。









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