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【女帝からのメッセージ】

タロットカードリーダーのmachikoです。

解説書の意味だけでない、私がリーディングをする中で感じた個人的解釈を「わたしのタロット解釈」シリーズと題して一枚一枚づつ綴っています。(タロットの解釈は、自由でいいがモットーです。)

※ウエイト版タロットを基準にしています。

シリーズ4回目は、「女帝」のカードです。

大アルカナ 3番のカード。
<解説書の意味>
正位置:豊穣、満足、包容力、魅力、愛情
逆位置:嫉妬、我儘、浪費、感情的、怠惰

正位置では物質的な充足や包容力を表し、逆位置では、独りよがりで我儘な側面が強調される。

というのが一般的な解説書の意味です。

基本的に正位置の意味を優勢にとるのが私のリーディングですが、このカードも然りで、逆位置の意味をそのまま読むことはありません。

物質的豊かさと精神的豊かさを象徴する、女性生を表すカード。
このカードが出た瞬間に、豊かさへ向かっていることへの安心感を感じます。現在の位置に出れば、充足した今を味わっているのだなと。
包み込まれるような温かいエネルギーを感じます。

その反面、逆位置で出た時は、その方の迷いや不安を感じ取ることが多いです。
豊かさを求めたいのに、そうなれないのではないか、充足感を感じるために何が必要なの分からない、そんな気持ちになっていると感じます。これは、悪い意味として取っている分けではありません。その方はが、自らの豊かさを求めていることが先ず肝心だからです。

カードリーディングを初めてから思うのは、求めていればそれが現実になっていくということ。その人自身が求めていなことは、カードにも出ません。そもそもが。そんな風に思います。

本当に不思議なのが、カードが表しているのがその人自身の過去現在であり、未来に出るカードは、あくまでもその人の現在から作られるものだという事です。その人自身が求める未来・結果に進むためのアドバイスをメッセージとしてくれるのがタロットだと思っています。

カードの解釈とは話がそれましたが、私は女帝のカードが逆位置に出ると「我儘、傲慢」といった意味として読むことはあまりなく、この方は豊かさを求めているし、豊かさに向かっていく、もしくは今現在が満たれた状態にいるのだなと読みます。逆位置の場合は、その豊かさとは何かに本人が気づいていない、もしくは現在に満足していないと読んだりします。

「どっしりと椅子に座った余裕のある女性。余裕から溢れ出る優しさを周りの人たちに分けらられる人。」

自分もそうでありたいならば、先ずは自らを豊かにし、満足させること。

そんなメッセージも受け取れるカードです。

わたしのタロット解釈シリーズ4回目は、「3:女帝」のカードでした。

それでは、お読みいただきありがとうございました。

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