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高校生の多忙化

1月19日(木)
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おはようございます。
相双地区でお世話になった方に「新たな決意表明」と思われ、もう完全に引くに引けなくなった桑田です。
#通常の日常を取り戻します
#婚活することが通常と言われ、ガクガク

さて。
今日は、「高校生の多忙化」というテーマでお話したいと思います。

▼教員の多忙化解消の取り組み
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ここ数年で一気に加速しているのが、教職員の多忙化解消に関する取り組みです。
とは言っても、結局は、「部活動の時間を減らそう」運動です。
雑務的な仕事は減らないし、なんなら、多忙化解消に関するアンケートやら、日頃の時間の打刻などで、煩わしい仕事は増えているくらい。

まぁ、サラリーマンである以上は、「誰かに働かせてもらっている」からは抜け出せないので、仕方のないことだなーと思っています。

部活動の時間の削減が教職員の多忙化解消につながっているのかもしれないけれど、それは目先の数字であって、教職員や生徒の部活動や学校生活の満足度や幸福度につながっているかはとても微妙なところ。
頭がよくて、偉い人が考えたことだから、きっと価値があると思うけれど、とりあえず、今のところは効果は感じられていません。

▼高校生の多忙化
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一方で、高校生の多忙化は解消どころか、ますます加熱の一途を辿っています。

課題が出され、提出物に囲まれる毎日。
商業高校では検定が目前にあり、子どもたちは火の車です。
進学校では、大学共通テストが終わり、1・2年生は1・2年後に向けて、3年生は学科試験に向けて、先生たちの気合いたるや余念がないと言ったところでしょう。

そして、そこに部活動があり、塾があり、SNSがあり、オフラインのコミュニケーションがあります。
お勉強大好きな大人は、SNSやオフラインのコミュニケーションを「無駄」と言うけれど、社会に出て、何よりも大切なのはオフラインのコミュニケーションであり、SNSのつながりだったりする。
これを青春時代に体験させないのは、何よりも罪深いことだと思います。

この結果、生徒は学校から突きつけられたことと塾とケータイ内のコミュニケーションや友達付き合いに24時間拘束される。
しかも、部活動で疲れた身体で。
#疲れた体ってのが効くよね

そうして、気がつけば、部活動が疎まれる存在となり、高校生にとっても価値が下がり、どんどん衰退していく様子が各地区、各学校で見受けられています。

▼人間の学びの本質はどこにあるのか?
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本当に何度も何度も話をしていて、自分でもネタが他にないんじゃ無いかと焦るくらいですが、そう言うわけではありません。

どうしても伝えたいことなんです。
「学ぶ力」は、内面から出てくるものであって、強要されるものでは無いのです。

課外をどれだけやっても、課題をどれだけ出しても、その提出状況をどれだけチェックしても、成績から点数を引くと脅しても、そもそもやる気のない子の頭の中には残らないんです。

それよりも一瞬しか見ていないTikTokの動画が頭から離れなくなるんです。
僕自身、理科の授業もバスケットボールの練習も「学びたい」と思ってもらえるように工夫をしていかなくてはならないと襟を正すところです。

子どもたちの自殺か後を絶ちません。
誰が子どもたちを追い込んでいるのか。
より子どもたちが過ごしやすい社会になってくれたらと心から願います。
そして、学ぶことが大好きで、大人になってからも学び続けたいと思える学生を増やしていきたいです。

「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手たちが、よりバスケットボールにハマり、「学ぶ喜び」を感じさせられるような練習を日々行っていきたいと思います。どうぞ応援の程、何卒宜しくお願い致します。

【追伸】
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「スキ」をしてくださったら、間違いなくニヤニヤします。
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