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メダ語開発日記 #0

みなさんどうもこんにちは。アンドロメダです。
更新ペースが上がったと思わないでください。多分また2ヶ月は沈黙します。

この記事では、今開発している人工言語「メダ語」について語ります。なるべく難しい話はしないから気軽に読んでね。


なぜいきなり言語の話?

まず、なんで人工言語を作ることにしたのか。
これはシンプルです。単に面白そうだから。
もともと言語って面白いなーと漠然とは思ってたんですが、YouTubeで今も見ているいくつかのチャンネルのおかげで、その興味が爆発しました。
話すと長くなりすぎるので控えますが、とりあえず
・minerva scientia
・坂本小見山
・ゆる言語学ラジオ

このあたりのチャンネルを見たおかげで、言語学という分野にめちゃくちゃ惹かれました。最高。みんなも見てみよう。

もう一つの理由としては、日本の学校では総合的な学習の時間というのがあるわけで、
名ばかりの先進的な、コピペしかしない自主性を育む教育の一環として、各自が好きな分野について調べ学習、レポートを書くみたいなことをしなくちゃいけないことになっています。
うちの学校では、殆どの生徒は自分の進学先の分野に関係のあるテーマを選ぶのですが、理系の私は大胆にも何の関係もない「言語」をチョイスしてしまいました。
他の分野があまりにもつまらなそうだったので、ここは言語で圧倒的質の研究発表かまして文系のパリピ共に一泡吹かせてやるか…と選んだわけです。


言語作るって何

人工言語の試み自体は過去にもさまざまな目的で行われていて、その中でも特に有名なのは、
エスペラントと呼ばれるそこそこ歴史の長い人工言語を話す人々がいるだとか、トールキン指輪物語の世界設定を作り込むためにその世界の言語まで作っただとか、そんな話があります。
それらは異なる母語を持つ人々の交流手段とするためであったり、はたまた異質な文化の演出とするためであったりするわけで…

今回アンドロメダが作る目的は完全に趣味として楽しむため、ただそれだけですが、それでもやる以上は目標を決めないといけません。そこで今回設定した条件。

・習得がしやすいこと
・論理的に厳密な表現ができること

この2つをクリアするものを作ります。
前者の条件とかなかなか曖昧ですが、もっと具体的に言うと、

・母語がどの言語であっても、発音しやすい
・文法が覚えやすい
・最低限会話に必要な語彙数が少ない

ということです。さらに分かりやすく、具体例を挙げて「これはダメ」を示します。

性・人称・格で語形が多様に変わるロシア語のように、複雑な語の活用をしてはいけない。
brotやüberのような音素を持つドイツ語のように、聴き分け/発音の難しい音素を使ってはいけない。(まあこれらは割と簡単な方だけど)
漢字と仮名を使い分け、読み分ける日本語のように、困難な筆記方法を用いてはいけない。

こんな具合です。どれも主観が大いに入っていますが、少なくとも「既存の自然言語でよくない?」とならないようなものを目指すという方針だけ伝わればよいです。


具体的にどんな言語にするか

・文字:アルファベット
・基本語順:SOV型
・分類:膠着語かつ対格型
(格変化などはなし、主語と目的語を区別)
・音素:母音4種類/子音10種類
(日本語は母音5種類/子音15種類以上)

このように定めました。かなり日本語ベースなのがわかると思います。表記する文字がアルファベットなところは流石に妥協しましたが、それ以外はかなりユーザーフレンドリーで、あまり欧米的にならないように考えました。

長くなってきたので…

Na notemi tikespisasa teze tapesai.
訳:私は明日noteを書かないでしょう。

長くなってきたので、例文を一つ挙げて終わりにします。単語それぞれの意味や、文法の詳細については、次回の記事で紹介するので乞うご期待。

みなさんどうもさようなら。アンドロメダでした。

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