乾杯をしないと始まらない#1

結婚するならどんな人がいい？
あの日のハイライトは　この問い

「感情を一旦置いて　話し合える人」

共感を得て　わたしの価値観を教えた
時間を掛け　お兄さんの価値観を知った

飲み屋のお兄さんは　すごくかっこいい
顔じゃなく人として　すごくかっこいい

お兄さんは　わたしの話を
君の話は真剣に考える価値がある！
とびっくりマークを本当にびっくりマークとして使う

お兄さんは　わたしの顔を
こんなに童顔な人いないよちゃんと若そうで若い
と自分も結構小学生な顔をしてるのに言ってくる

お兄さんは　わたしのことを
ひとりの人間として見てくれて決して見下ろさない

わたしは　　お兄さんの話を
この人の30年間は私の100年間より深いだろうな
と意味もわからないことを考えながら聞く

わたしは　　お兄さんの表情を
人前で困った顔をわざとしないようにしてたんだろう
と根拠もなくただの思い込みで気づいた

わたしと　　お兄さんの関係は
飲み屋のお客さんだから成り立っているのだろうな
きっとね　　友達としては取り合ってくれないのだ
飲み屋のお兄さんだから成り立っているのだろうな

そんなことを思う1日だった
1日だけのことを映像にしてる映画ってある
そんなことを思う1日だった
何ヶ月後、、、のようなものは似合わない気がした

また今度　お兄さんとのあの日を映画みたいに残そう