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『& Moon』#2発売とアンケート結果発表〈note編〉

ご無沙汰しています。『& Moon』編集部です。
少し間が空いてしまいましたが、みなさんお変わりありませんか?
やっと、朝晩に秋を感じられるようになってきましたね。

さて、

本日9月26日は

待望の『& Moon』#2発売日


です!!
ありがとうございます!


☞『& Moon』#2本日発売!
くすみブルー×イエローの表紙が目印です。


今号の特集は「“女の幸せ”って?」

多くの女性が、“女の幸せ”という言葉に触れたことがあるのではないかと思います。

例えば結婚して家庭に入り、子どもを産み育てることがそのイメージとして挙げられ、一定の年齢を超えると「女の幸せ」を心配されたりもします。その言葉は心配してかけられているものもあれば、いわゆる野次馬根性的に感じるものも少なくありません。

女性は結婚すれば幸せになれる?
一人で生きることを選んでいる人は幸せではない?
お道の信仰では、幸せに偏りはないのでは?

ずっと、そんな疑問が頭の片隅にありました。

「女の幸せ」というよりも、人はどうあれば幸せか。
「女性だから、この形が幸せ」という固定観念を払拭、立場が変わればそれぞれの悩みや自分にとっての幸せがあるのではないかと問いかける特集を組みました。

☽「“女の幸せ”って?」アンケート結果発表

さて、今号でも読者の方にアンケートのご協力をいただきました。
アンケートにお答えいただく皆さんのおかげで、私たちも考えを深めることができています。いつも、ありがとうございます!

この記事では、本誌に掲載しきれなかった回答をいくつか抜粋したいと思います。


■回答者
20代=13%/30代=13%/40代=52%/50代=13%/60代=9%
回答者は40代の方が半数。20~60代まで幅広い年齢層の方に手に取っていただけているのを感じて、うれしいです。
回答者の方々の教内での立場は教会長・教会長夫人・教会子弟・教人・ようぼくとさまざま。
結婚や出産が絡むテーマのため、結婚しているかしていないか、子供はいるかいないかもお聞きしました。未婚が17%、既婚が60%(うち半数以上が子供あり)、その他(無回答)が23%でした。

それでは回答を見ていきたいと思います。
(※回答は順不同で掲載、未掲の方はお許しください)

一般的に言われている「女の幸せ」とは、どんなイメージですか?〉
結婚・出産・家族
(はるはるさん/20代/教人/既婚/子あり)
子供を産んで育てる
(まゆとさん/40代/教会長夫人/既婚/子あり)
■家庭を持って、子供にも恵まれていること
(メカペンさん/40代/教会長/既婚/子あり)
■綺麗になることで気持ちが上がること、子供を産めること、産まなかったとしても母性のような温かい心、感性
(はなさん/40代/ようぼく/既婚)
■結婚
(めぐたんさん/40代/ようぼく/未婚)
■家庭円満
(ちょくさん/40代/教会長夫人/子あり)
■「女性しか体験しにくい幸せ」と考えると、庇護を受けて不自由がなく子供を産んで育ててというイメージですが、「女の幸せ」って言葉がすでにひと時代前のもので、今ではNGワードかもと思います
(マリルリさん/40代/教人/子あり)

実際に「女の幸せ」を示す意味の言葉を、投げかけられたことはありますか?〉
縁談を断ったときに、「○○ちゃんも頑張って女の幸せつかんでね」と言われた
(おもちさん/40代/教会子弟/未婚)
■「
お化粧して綺麗になって優しくなれると嬉しいよね!子供は産んだらいいよー」
(はなさん/40代/ようぼく/既婚)
■「子供はいないの?」と言われましたが、居なくてもとても楽しいですと答えました
(いこさんさん/50代/教人/既婚/子なし)
■ある。教養のない人だなぁと思った
(ねこさん/60代/教会長夫人/既婚/子あり)
■特に思いあたりませんが、子供が1人なので「2人目は?」と年配の方に言われたことはあります。「わー、これが例の!」と思いました
(マリルリさん/40代/教人/子あり)
■私はない
(生ハムさん/40代/教会長夫人/既婚/子あり)

〈ご自身は「女の幸せ」を手に入れていると思いますか?〉
■思う。理由は、愛する人がいて、家族がいる
(2児のババさん/50代/教人/既婚/子あり)
■子供も2人生まれ、仕事も家庭も充実しているので幸せです
(はるはるさん/20代/教人/既婚/子あり)
■昔から言われる女の幸せは手に入れている、と思います。でも、子供を授かり、不自由なく暮らすことができていますが、心はついていってません。家庭に入り、子供や信者さん方と過ごす毎日は、自分の無力さを感じることばかりです
(まゆとさん/40代/教会長夫人/既婚/子あり)
■人間として幸せな生活を送っていますが、「女の」と限定するなら手に入れてないと思います
(おもちさん/40代/教会子弟/未婚)
■やりたいことができているので幸せだと思うが、女の幸せというよりは、男女共有の幸せ?
(とりさん/30代/教会子弟/既婚/子なし)
■47歳で結婚しました。そこから私がやりたいことがどんどん出来るようになりました
(いこさんさん/50代/教人/既婚/子なし)
■はい、ゲットしていると思います!!結婚、出産、子育てを体験できたから!!
(ぴょんたママさん/60代/教会長夫人)
■私自身が人として幸せです
(ねこさん/60代/教会長夫人/既婚/子あり)
■分からない
(まれさん/40代/教人/既婚/子あり)
■手に入れていると思う、ようにしている
(ちょくさん/40代/教会長夫人/子あり)
■体調や状況によって、「幸せー!」って感じる時はあります。でも、ずっと幸せな人、「これを手に入れたからもう幸せ」って断言できる人には、会ったことないかも。たくさん幸せを感じられる心が欲しいとは思っています
(マリルリさん/40代/教人/子あり)

〈天理教の信仰の目標でもある「陽気ぐらし」と「女の幸せ」は同じだと思いますか?〉
同じだと思います。どんな立場でも自分を喜ぶこと、相手に喜んでいただくのを見て喜べること
(はなさん/40代/ようぼく/既婚)
■繋がる部分はあるが違うと思う
(naさん/20代/ようぼく/子あり)
■同じだと思います。「陽気」に暮らして居れば自然と「幸せ」だと思います。完全に比例してると思います
(いこさんさん/50代/教人/既婚/子なし)
■同じではないと思います。ここで言われる「女の幸せ」は、形のことであるように思われます。「陽気ぐらし」は互い立て合い助け合いがあることだと思うので
(まゆとさん/40代/教会長夫人/既婚/子あり)
■共に助け合っていく世界に、男も女もないと思うので、同列ではないと思う
(生ハムさん/40代/教会長夫人/既婚/子あり)
■質問の内容がスケールが大き過ぎて、幸せは陽気ぐらしなのか?どうなのか?わからない
(ばーばさん/50代/教会長夫人/既婚/子あり)
■私には「女の幸せ」という言葉は、他者から与えられる言葉のように思えます。一方で「陽気ぐらし」は主体的で、自ら湧き出てくるようなものに感じられ、私の中ではあまり同じものではないかもしれません
(こちこさん/40代/教人/既婚/子あり)
■同じだと思う。毎日笑顔で笑っていられたらいいなと思う
(ちょくさん/40代/教会長夫人/子あり)
■わからない。「女の幸せ」と言われると、かなり個人の考えや思考という印象。「陽気ぐらし」と言われるとお道的思考という印象なので、イコールに捉えづらい
(チョコ大好きしのぶさん/30代/教会子弟/既婚/子あり)
■同じではないと思う。結婚や妊娠出産を経てない方でも、神様からいただいた御用で活躍され、周囲のおたすけになることは沢山あるから
(りんごさん/30代/教人/既婚/子あり)

自分にとっての「幸せ」ってどんなことだと思いますか?性別は関連しそうですか?
■生きていること。性別は関係ないと思います
(2児のババさん/50代/教人/既婚/子あり)
■朝目覚めて、動けて、ご飯を食べれて、お風呂に入れて、寝れること。そして理解者が一人でも居ること。性別は関係ない
(優美子さん/40代/教会長夫人/既婚/子あり)
■天理教においては、特に性別は関連してくると思います。私にとっての幸せは、自分がいろいろなしがらみにとらわれず、もっと楽に自分に優しく生活できることだと思います
(メカペンさん/40代/教会長/既婚/子あり)
■穏やかに過ごせること。関連しない
(とりさん/30代/教会子弟)
■性別は関連しないことが多いかな?と思う
(naさん/20代/ようぼく/子あり)
■好きに信仰できることです。それを少しでも広げられたら、また嬉しいです。性別は関連なしです
(はるかすさん/20代/教人/未婚)
■毎日、イライラせず、余裕があって、笑顔で1日を過ごせること。性別は関係ないと思います
(まれさん/40代/教人/既婚/子あり)
■周りの方と笑顔で過ごすこと。性別は関係しないように思う
(りんごさん/30代/教人/既婚/子あり)
■家族が元気で毎日を楽しく過ごせていることを感じたとき。性別は関係なく
(ちょくさん/40代/教会長夫人/子あり)
■朝起きてお日様が気持ちよくて幸せ、コーヒーが美味しくて幸せ、といちいち幸せを感じられる身体と心があること。性別はそんなに関係ないかも
(マリルリさん/40代/教人/子あり)



いかがでしたか?
回答者の方々それぞれの声を聞くことができ、さまざまな視点の意見を受けて、『& Moon』編集部3人揃ってとてもうれしく思っています。

性別よりも個を重んじるように変化してきた現代は、「女性の幸せ=結婚や出産」という考え方が変わっていく潮目かもしれません。『& Moon』としては「“幸せ”に性別は関係なく、自分の心が決めるもの」と考え、そこからこの特集もスタートしましたが、たくさんの方の回答を拝見して、私たちも大いに学び、さらに考えるきっかけになりました。

ここまで読んでくださった皆さんは、どう感じられたでしょうか。

本日発売の『& Moon』#2では、このアンケートを元に実施したクロストークの模様も掲載。
70代・40代・20代、立場も年齢も違う女性読者3名が集まり、初対面とは思えないほど温かい空気で心の内を語り合ってくれました。

ぜひ『& Moon』#2を手に取っていただき、周りの方と語り合う種の1つになれたらうれしいです。

☽クロストーク〈note編〉について

このクロストークも掲載しきれなかった部分がたくさんありますので、1ヶ月後の10月26日(土)に「クロストーク〈note編〉」を投稿したいと思います!

なので、またぜひ『& Moon』のnoteを覗きにきてくださいね。お楽しみに!


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