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#7 自分のイライラに対する付き合い方〜過去の棚卸し

初代バチェロレッテ福田萌子さんinspireで、過去の自分の棚卸しを始めました。自分と素直に向き合う、等身大の自分を曇りなく理解すること。書いている途中はとても辛いけど、書き切るととてもスッキリします。等身大になろうとする自分を見守ってもらえたらとても嬉しいです。

中学2年の頃、学内委員会の選挙に出馬したときのこと。自分の人生の中で、最も人間関係が上手くいかなかった時期だった。
——(もう一人の自分、以下略)なんで上手くいかなかったか一緒に考えよう。

当時同じクラスでは、チアリーディング・ダンス部のキラキラ女子たち、ボカロやアニメが大好きなオタク系女子たち、その他で分かれていた。私はその他グループで、リーダー気質のみずきちゃん、一匹狼的な雰囲気を纏うみきちゃんの3人で過ごすことが多かった。なんとなく心地よくなくて、心を許せる友達はできなかった。
——反抗期で、世の中全てを敵に感じてしまっていたね。殻に閉じこもることで自分を守っていたね。

学級委員長はみずきちゃん。みんな、「いいんちょ、いいんちょ!」と慕っていた。ちょっと羨ましかった。当時は自分より優れているような人を見ると、粗探しして安心しようとするところがあった。
そして今考えると理由は分からないけど、後期は別の人が委員長に、ということで先生から指名された。嬉しくて引き受けたし、みずきちゃんより良いリーダーシップを発揮してやる!とちょっと意気込んでいたところもあった。私が委員長になって即刻、みずきちゃんがクラスで禁止していたこと(なんだったか忘れたけれど)を許可して、クラス中から喜ばれたことがあった。
——本当は誰が優れているとか、そんな判断は誰にもできないよね。みずきちゃんの良いところを吸収して、自分が委員長になった時もみずきちゃんの想いも汲みながら考えたら良かったんじゃないかな。

ちょっと経つと、なんかうまくいかない。キラキラ女子からは敵対されている気がするし、これまで「いいんちょ!」と親しみ込めて呼んでくれてた男子たちは、だんだん離れていく。みずきちゃんとみきちゃんの2人はお互いに仲が良いままだけど、私は2人から離れていくようだった。徐々に逃げるように、受け入れてくれるオタク系女子たちと近づいていった。
——疎外感がすごく伝わる。どうして敵対されているきがしちゃったんだろう。ちょっとしたことで関係に亀裂が入る年齢だけど、結局自分を守ることだけ考えて、相手を大切にできていなかったんじゃないかな。そして、自分が一番学校生活を楽しむことを忘れていたんじゃないかな。楽しむことと、傷つかないように自衛することは全く別物だよね。

そんな最中、先生たちに勧められ、みずきちゃんと学内委員会の選挙に出馬した。選挙といっても、各役職2人ずつしか立候補がないし、演説やポスター貼りなど特にしないので、単純に学内の人気順に決まっていくようなもの。
客観的に自分の状況が見れていたら、絶対に立候補なんてするべきじゃなかった。でも、どこか承認欲求が破綻していて、先生たちの期待に応えたかったし、それに当選して自分は学内のステータスがあるんだと証明したかった。

結果は見事、落選。
みずきちゃんは、当選。
クラスに帰ると、「みずきー!おめでとーう!」と明らかに称賛される様子を尻目に、なにも労われることがなかったことが、私への当てつけにも見えた。そしてそのまま特に変化のないまま中学2年を終えたのだった。

——落選したこと自体は何も恥ずかしいことじゃない。心許ない環境の中で頑張った自分を褒めてあげよう。でも、自分の意思で立候補、学内委員会でやりたいことはあったのかな。誰かからの期待に応える人生より、自分で選んだ方向性に突き進む方がかっこいいと思うよ。

今回気づいたマイルール

  1. 初対面で自分との優劣を考えない。 

  2. 自分の殻に閉じこもらず、正当な批判を受け入れる勇気を持つ。

  3. まず自分が楽しむ。誰かの期待ではなく、自分が進みたい方向性へ進んでいく。

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