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ホルスFA十二獣の展開力がすごい/遊戯王デッキ紹介

皆さんこんにちは、アンドリューです。

まもなく遊戯王MDのシーズンが切り替わりますね。
僕も色々なデッキを試して来シーズンに備えています。

というわけで今回は、今シーズンで使用した「ホルスFA十二獣」デッキを紹介していこうと思います。
(今シーズンの成績についてはこちらの記事から↓↓)


デッキについて

デッキ紹介

ホルスFA(フルアーマード)・十二獣を組み合わせたデッキになります。

このデッキのシーズン29の成績は次の通りです。

現状、僕がランクマッチで使用したデッキの中で一番の勝率を誇ります。

長所は単体で完結しているテーマをそれぞれ組み合わせているので、妨害を受けても途切れにくい点で、短所は展開が複雑で少し長い点と二ビルは基本受けることでしょうか。

初動カードは、全ての展開を合わせると18枚あります。

展開についての詳しい説明は次の項目でしたいと思います。

対戦動画

理想展開


展開について

このデッキの展開はこれから紹介する展開ルートを組み合わせたものが基本になります。手札や状況に応じて展開ルートを選んでいきましょう。
十二獣ルートが最も複雑なので、最後に紹介したいと思います。

FA展開

十二獣モンスター → ハマーコング → フォートレス → ダークナイト

十二獣であればどのモンスターからでも1体でエクシーズができますので、フォートレスのX召喚の条件を満たすことができます。

フォートレスの効果でアーマード・エクシーズとフル・アーマード・エクシーズをサーチします。

この時に素材を使いきりたいので、上の2種類の内で手札にすでに1枚ある場合はハマーコングを経由しないなど、素材数を調整する必要があります
(素材が残るとフォートレスをX素材に使用できないため)

フォートレスの上にダークナイトを重ねてX召喚して盤面は完成です。

ダークナイトはエクシーズ名称カードを墓地から回収する効果。
自分のモンスターに装備カードが装備された時に、相手のモンスター1体を選んでX素材にすることができます。

フル・アーマード・エクシーズを自分のターンで墓地へ落としておくことで、相手のターンにフリチェで装備ができますので、1妨害として使用できます。

アーマード・エクシーズもモンスターに墓地のXモンスターを装備できますが、十二獣Xモンスターを装備すると攻撃力が0になってしまうことには注意が必要です。


ホルス展開

石壁 → イムセティ → 棺 → ホルスモンスター → ランク8

石壁では手札1枚をデッキに戻し、イムセティをサーチします。

この時にFAギミックの魔法罠をデッキに戻せると、2素材フォートレスで回収できるので、無駄がないと思います。

イムセティ効果でこのカードともう1枚の手札を墓地へ送り、棺をサーチして1ドローをします。(動画ではここからです)

効果で手札をコストに、墓地にホルスモンスターを落としていきます。

イムセティや棺の効果で墓地に送りたいのは、ホルスモンスター・ドライバー・FA魔法罠・余っている十二獣モンスターです。

場に棺があれば、ホルスモンスターは墓地から蘇生できるので、場にホルスモンスターを並べていき、全員レベル8なのでランク8の素材として使用することができます。

ランク8はこのデッキでは3種類入っており、状況に応じて使い分けます。

ジャイアントレーナーは3素材でX召喚でき、
素材を1つ取り除くたびに1ドローができ、ターン1制限がないので、3素材取り除くことで3枚ドローすることができます。
先行1ターン目は誘発も持ちたいので、基本的にこのモンスターを出してドローした後に、リトルナイトの素材として使用します。

タイタニック・ギャラクシーは妨害を構えたいときに出します。
相手の魔法を1度無効にし、X素材にします。
攻撃対象を自身に移し変える効果もあるので、地味にリトルナイトとの相性も良いです。

ディンギルスは除去が必要なときに使用します。
特殊召喚時に相手のカードを選んで墓地へ送る効果を持っており、
自分のカードを破壊される代わりにX素材を取り除いて肩代わりする効果もありますが、後者の効果は実戦であまり使用しませんでした。

十二獣展開

十二獣展開はラム展開モルモラ展開アーゼウス展開3つに分けることができます。

ラム展開

ラム →  ハマーコング → ドランシア or FAルート

ラムを出して、ドランシアダークナイトを立てる展開です。

十二獣展開は基本的にモルモラ展開を目指すことになるので、こちらは妥協展開になります。

ハマーコングを挟むこと(1素材増やすこと)で、
ドランシアルートでは罠に対して1度の対象耐性が付き、無限抱影を1度スカしながら表側表示のカード1枚をフリチェで破壊することができますし、

FAルートでは、2素材フォートレスを立てることができるので、手札を増やしつつ、ダークナイトを構えることができます。

基本的に増Gを打たれたらドランシアルート、ホルスが手元にあるなら手札を増やせるFAルートを選ぶことになります。


モルモラ展開

モルモラ → ラム墓地 → ライカでラム蘇生 → ドランシアでラム破壊 → ライカ蘇生 → タイグリスでライカに素材追加 → ライカで ラム or ドランシア 蘇生 → 未来龍王 or FAルート

モルモラ1枚から始動し、十二獣を使うなら必ず練習しておかないといけない展開になります。
(長くてなかなか覚えられないので)
具体的にはラムが墓地に落ちている状態で場に十二獣モンスターがいれば成立する展開ですが、モルモラはその条件を1枚で成立させることができます。

モルモラの召喚時効果でラムを墓地へ送ります。

モルモラにライカを重ねてX召喚し、効果で素材を取り除いて墓地のラムを蘇生します。
この時に蘇生したラムは効果が無効にされ、X召喚の素材に使用ができません。

なので、ライカにドランシアを重ねてX召喚し、効果でラムを破壊。ラムの効果で、墓地のライカを蘇生します。
ラム効果で蘇生したライカに先ほどのラムのような制限が付いていないのがポイントです。

ドランシアにタイグリスを重ねてX召喚し、効果でライカの素材を追加します。

ライカの効果は名称ターン1ではないので効果を使用し、墓地のラムかドランシアを蘇生します。
この時の選択基準として、フル・アーマード・エクシーズがあればラムを蘇生ヴァイパーやこの時点で使用していない天キまたは会局があればドランシアを蘇生します。

「No.」モンスターではない同じランクのモンスターが2体並びますので、未来皇を重ねてX召喚し、そのまま未来龍皇を重ねてX召喚することができます。

モルモラ1枚から未来龍王を出せるルートで、二ビルに未来龍王は間に合ってはいないですが、相手の妨害チェックも兼ねるので、十二獣ルートではまず1番に目指したいルートとなります。

未来龍王を出した後に会局があれば、そのままドランシアの素材を増やしつつ、FAルートも同時に狙うことができる最強盤面になります。↓↓

モルモラ1枚から未来龍皇ルートを諦めてFAルートを選ぶ場合は、1度目のライカでラムを蘇生してから移行する方が、場に無駄なモンスターが並ばなくて良くなると思います。


アーゼウス展開

十二獣 → ワイルドボウ → 素材追加 → アーゼウス

後攻の捲くりとしてアーゼウスを目指す展開です。

ワイルドボウは十二獣モンスターに重ねてX召喚でき、効果で直接攻撃ができるので、相手がどんな盤面を立てていても直接攻撃をすることで、アーゼウスのXモンスターで戦闘を行う条件を満たすことができます。

ワイルドボウからのアーゼウスの展開はめちゃくちゃ有名なので、相手も全力で妨害してきますが、ラムを素材ハーマコング経由ワイルドボウなら無限抱影を1回スカすことができますし、
1素材ワイルドボウでアーゼウス展開が不発なら、そのままFA展開やドランシアへ移行することができます。

後攻で相手の盤面が揃っているなら、とりあえず狙ってみるのも悪くないと思います。


採用しなかったカード

サラブレード

モルモラ以外の十二獣で未来龍皇ルートを狙えるカードですが、モルモラは1枚でできるのに対し、サラブレードは手札にラムがいる必要があり、天キがあれば、どちらにせよモルモラがサーチできることを考えれば、存在理由が薄いので不採用に。
十二獣モンスターの採用枚数がもっと多くなれば、採用候補かも?

ラビーナ・クックル

ラムの素材時効果で罠の対象耐性があることに比べ、ラビーナは魔法、クックルはモンスター効果の対象耐性付与があります。
採用しなかった理由は、別テーマ採用に際し、40枚構築をするために十二獣を最小限にする必要があったからです。
未来龍王展開では、ラムの破壊時効果の蘇生が必要なので、ラムとは違い、破壊時に手札に戻すラビーナとデッキに戻すクックルは不採用という形になりました。
十二獣モンスターを増やした方が良いという話があれば、まず採用候補だと思います。

フォトン・ロード

ランク8でホルス展開で出せる候補ですが、採用していない一番の理由はURのカードで持っていないからです。
ただ、EXの枠的にタイタニック・ギャラクシーとの入れ替えになると思いますが、モンスターに対する妨害は、リトルナイトやダークナイトランサー、ドランシアなどがいますので、どちらにしてもデッキ全体を見れば魔法を無効にできるギャラクシーの方が、優先度は高いのかなと思っています。(素材はなかなか落とさないですが)

クシャトリラ

シャングリラがフル・アーマードと相性がよく、相手ターンでアライズハートを簡単に出せるようになり、クシャトリラ自体が出張性能が高いのでありかな?と思いましたが、試してみると個人的には微妙でした。
一番大きな理由は、クシャ展開が目指すアライズハートがデッキのどのカードともシナジーがなく、むしろ邪魔をしている点にあるところです。
十二獣もFAもホルスも墓地にカードを送りたいのですが、アライズハートがいると墓地に行かず除外されるため、立っている間は他の展開が何もできないという状況になってしまいました。
EX枠も圧迫することも考えると、それぞれのテーマでシナジーが取れている現時点の方が良い形なのかなと僕は感じました。(試したのはランクマッチ終えた後なので、心持ちが少し違う可能性もありますが…。)


まとめ

ということで、今シーズン使用した「ホルスFA十二獣」デッキを紹介しました。

展開ルートが多くそこそこ複雑ですが、今シーズン開始から2週間ほどでマスターⅠを達成したデッキですので、かなりオススメできると思います。

ホルス自体がまだ旬のテーマなので、気になる方はぜひ使ってみてください。
でも僕には使わないでください;;

という感じで今回はこの辺で!


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