のびしろ
自分のことがわからなくなって、そうかと思えば気づきがやってきて、また迷子になって、誰かを通してハッとする。
それの繰り返し。
気づいて築く。
築いて壊して、気づいてまた築く。
それの繰り返し。
「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という伝承があるが、人にも通じることかもしれない。
それなら、まったく完璧ではないわたしは、のびしろだらけだ。
人は完璧ではないから、お互いに助け合うことを学べるのかもしれない。
気づいて築く。
完璧ではないじぶんの輪郭を確かめたくて、整えたくて。
最後はみんな死ぬのだから、気がすむまで繰り返す。
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