脳はこんなに悩ましい 池谷裕二 中村うさぎ
赤ワインを常飲する女性は性欲が強い。
シューマンは晩年精神病院に入院していた。
精神を病んでからの作品は、構成力が落ち破天荒で、誰もが真似できない不思議な世界をかもしだす。
言語や簡単な計算は女性の方が優れている
一方解析や幾何学、空間認知に関しては男性の方が概して優秀。
記憶するには出力せよ。
記憶を定着させるにはとにかく確認作業を何度もする。
脳は出力依存で記憶する。
都会に住んでいる不安障害の発症率は、田舎暮らしの人と比べて21%も高い。気分障害の発症率にいたっては39%も高い。
つまり人間の脳は田舎暮らしに適しているのだ。
都会は24時間営業の店も沢山あるので、昼夜が逆転して睡眠がうまく取れないのかもしれい。
やはり朝起きて夜寝る。
8時間は寝なければ脳がバグを起こすのでしょう。
ちなみにうつ症状は軽めのエクササイズの方が薬より効く。
60%の効くか効かない薬より散歩の方が効果があるのだ。
人は何をしている時に幸福を感じるか?というランキングでは
1位セックス
2位エクササイズ
3位おしゃべり 会話
4位遊ぶ
5位音楽を聴く
恋という言葉は万葉集の時代からあったが、愛という言葉は平安時代にはなかった。
おそらく大陸から渡ってきた言葉なのだろう。
反対に英語で無い言葉が多々ある。
「甘える」「懐かしい」「もったいない」「気合を出せ」だ。
性経験の早い女性は所得が低いというデータがある。
反対に、金持ちに生まれて教育環境が整った男性は、童貞率が高い。
高等教育を進めてしまった結果、繁殖能力が落ちてしまったのだ。
先進国が衰退して、発展途上国が生き残る。
自然の摂理なのかもしれない。
生物に高等教育は必要ないのだ。
脳は脳全体の2%ぐらいしか使用していない。
2%で脳を解明している部分なんて微々たるものだ。
その中でも、この本はとても丁寧に解説していただけました。
わからないところは、「神の領域」という所だ。
他にも、脳のお話遺伝子のお話満載でした。
メンサの方同志は会話のテンポが早いというが、お二人の会話はそんな感じでした、
きっと頭も回転が早いので、話の展開が早いのでしょう。
この本はおすすめです。
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