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若干26歳で脳内にlove is overが流れ始めてこの恋の終わりを悟った。


私はもうすぐ同棲解消する。

でもまだ彼が好きだ。彼も私が好きだ。

今でも私に抱きついて寝ている彼が愛おしい。


だけどお互い好きなのに話し合いはできないし、一緒にいたら楽しいのに1人の時より寂しい。

一緒にいても彼の無意識な優先順位に傷つけられ続ける。

彼は、私より仕事や友人、目の前のモノ、その瞬間が大事だ。

別に同じくらい大事にされたなら私はそれで良かったけど、明らかに私は同じ扱いを受けられなかった。


あと、彼は頭が悪い。偏差値が20違うと話が噛み合わなくなるとは聞いていたが、本当だった。彼との偏差値の差を20以下にする為には、私は自分の中の大事なモノを捨てなければならず、私の歩み寄りも虚しく捨てても捨ててもその差は縮まり切ることはなかった。


人よりたくさん傷ついてきたはずなのに、彼は人に優しく出来ない。自分を守るのに必死で相手を思いやることができない。それは、頭が悪いからだと思う。


伝えても伝えても、彼が同じ地雷を踏むのは私の話が理解できてないからなのだと気づいて、私は家を出る事を選ばざるを得ないとやっと理解した。

説明しても届かない言葉を投げ続けられるほど、私は彼に優しく出来なくなってしまった。


新しい家が決まって、部屋を出るまで残り2週間。突然、love is overが脳内で流れ始めた。


彼の馬鹿さを我慢できないが、今でも大好きだし、出来ることならもっと全力で引き留めてほしい。でもやっぱり彼は、自分の心を守るのに必死で、私のまだ好きなんだって気持ちを踏み躙る。


もう無理なんだな〜と、諦めないとと心に言い聞かせてた時、その曲は鳴った。


私は26歳で、love is overが流行った時?を知らない。身の回りにこの歌を好きな人もいないし、今まで聴く機会なんてなかったはずなのに。

これが名曲の力か…と、歌詞を見て泣いてしまった。


love is over悲しいけれど終わりにしよう

キリがないから



まんま私じゃないか〜笑

この悲しみなんて、きっとひと月も経てば忘れる。

そう分かっていても、悲しいものは悲しい。

そんな私の心をこの歌に当てはめて、思い出にしていくんだ。


この曲が今のこの気持ちを包んで過去にする作業を一緒にやってくれる。


この恋はもう終わりに近づいている。

彼をおいて。

私は泣いている今この瞬間がこの恋を過去にしてることも理解している。


あなたの成長を待てなくてごめんね。

好きでいてくれるのに、私もこんなに大好きなのに、あなたの努力では満たされなくてごめんね。

分かってあげられなくてごめんね。



お酒なんかでごまかさないで

本当の自分をじっと見つめて

きっとあんたにはお似合いの人がいる



ごめんね。さよなら。

love is over.







散々バイト中に泣いて(お客さんいないし、ただの留守番なので笑)、帰って来て、次は脳内で松山千春の恋が流れ始めた…


愛することに疲れたみたい〜

嫌いになったわけじゃない〜



待ちくたびれたな〜。もう待てないんだな笑


今日も抱きついてくる彼を抱き返し、残りの2週間を大切にしようね、と自分の心も抱きしめて寝よう。



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