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塾講師を8年間続けている私が思う、成績が伸びる・伸びない生徒の特徴

どうも!暗中模索の大学院生です。

私は大学生になってから博士課程を休学している今でもずっと塾講師をしており、もう8年になる。冷静に長すぎて、こっちが本職かと思うこともある。現に今も教育業界を見据えて就活をしている最中だ。

(あれ大学院まで行った意味なくね…?)

➀塾講師としての経験

大学1年次に個別指導塾でアルバイトを始め、8年間で述べ200人程度の生徒を指導してきた。そんな長すぎる塾講師ライフを送っていると、色々な生徒に出会う。「先生って何歳?」「先生って彼女いる?いなさそう~。」などとやたら個人情報を知りたがるやかましい子や「もう終わった…」と自身の恋愛の相談をしてくる恋愛至上主義な子、「先生の居る学部に進学したい。」と言ってくれる是非弟子として育てたい子など、本当に様々だ。

そんな生徒たちを指導する中で、単純に頭の良い悪いではなく「この子は成績が伸びそう。」「この子は教えていくのが大変そう。」という生徒の特徴が分かってきた。そしてこれは成績を伸ばすための方法にもつながるのではないかと思った。つまり、成績が伸びる生徒の特徴を理解し、それを真似ることで、実際に成績が上がるのではないかということだ。それでは、指導するときに現れる、成績の伸びる生徒、伸びない生徒の行動を示していこう。

➁成績の伸びる生徒の特徴

1.質問が多い

成績の伸びる生徒の一番の共通項が「質問が多い。」ということ。そもそも質問するという行為は「自分が問題を解けないことを自覚し、それを改善しようとする」行動だ。これができる生徒は”わかるサイクル”が自然と作られるので、勉強に前向きになれる。

2.無駄口が多い

これは先ほどに比べ「えっ?」と思われるかもしれないが、経験に基づく事実である。これまでに授業中によくしゃべってくる生徒は総じて思考力が高かった。普通に考えると集中力のない子のように思われるが、実はそうではない。無駄口が多い子は物事に対して積極的な傾向がある。つまり、勉強においても積極的に取り組んでくれる。無駄口が多い子は、色々な方向にアンテナを張っている興味関心の強い子なのだ。こういう子はあっという間に成績が上がっていく。

3.自習室で勉強していない

これもえっ?と思うかもしれないが、事実なので仕方ない。これまで200人程度の生徒を教えてきたからこそわかったことなのだが、成績が伸びる生徒ほど自習室に居ない。居たとしても、サクッと課題をこなし帰っていく。これは傍から見ると努力していないように見える。しかし本当は「要領が良く、少ない時間でより大きな効果を得られる」のだ。そしてこういう生徒はダラダラ作業をすることがないので、効率的に作業を進めることができる。

これが成績の伸びる生徒の特徴だ。次に伸びない生徒の特徴を述べる。

③成績の伸びない生徒の特徴

1.質問をしない

これは伸びる生徒の逆の例である。命題が真のとき、その裏が真とは限らないが、質問の多い少ないは成績の伸びる伸びないと順相関があるというわけだ。これも実体験から明らかであった。質問が少ないということは単純に問題が良くできていることもあるが、たいていは”何がわからないのかがわからない”状態になっている。これは非常にまずい。そして質問をしてくれないからこちらもわかったものだと思い込んで進めてしまう。つまり、質問をしないことでわからないスパイラルに入り、抜け出せなくなってしまうのだ。たまに「自分で解決したいから質問しなかった。」とかいう生徒もいたが、それはプライドだけが一丁前に高い、自尊心高男なので、できれば聞く姿勢を持った方がよいと思う。

2.おとなしい

これも教える分には楽なので良いのだが、成績を伸ばすという観点においてはダメである。もっとガツガツしている方が、何事にも向上心をもって行うことができる。おとなしい性格がダメだと言っているわけではないが、成績は伸びない傾向がある。またこういう子は内に秘めたるものがあるタイプが多いのだが、内に秘めるよりも外に開放していったほうが、意欲的になれるものだ。

3.長い時間自習室に居る

これも成績の伸びる生徒で紹介した特徴の逆である。もう以下省略である。

④大事なことは意識の改革

自分の性格と言うのはすぐに変えられるものではないが、気持ちの持ちようが大事である。これまでに述べた、成績の伸びる・伸びない特徴を意識して生活することが結果的に意識の改革につながる。

人生は長い学びの旅だ

向上心を持って生きていこう。



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