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日本生命 B2 プレーオフ 2022-23 QF 佐賀バルーナーズv福島ファイヤーボンズ GAME1 GAMEREPORT

佐賀74-56福島(観衆:4,808人)
西地区を制した佐賀がはじめてSAGAアリーナでPLAYOFFSを迎える第1戦
相手は東地区4位の福島
エチュニケ、ハレルソンを中心にしたチームに対して佐賀がどう対抗するか

スターターは佐賀はガルシア、西川、岸田、満原、フィーラー
福島は村上、高橋、山本、ハレルソン、エチュニケ

立ち上がり両チームとも硬さがありなかなかスコアができない
佐賀は得点源であるガルシアや西川にボールを集めるが
スコアに結び付けられない
しかし5分を過ぎたところから調子を取り戻しガルシアのand1で追撃を始める。
福島はハレルソン、菅野、長谷川の3連続3Pでペースをつかみ
11-17で1Qを終える。

2Q
先にペースを握ったのは佐賀
キングのインサイドアタック、さらに角田のファストブレイクで2点差まで詰め寄る
たまらず福島 佐野公俊HCはタイムアウトを取る。
佐賀は角田の3Pで勝ち越す。
福島は4分余りスコアできず佐賀の13-0のランを作る。
さらに佐賀はファイパプ月瑠のand1で突き放す。
福島のオフェンスはどうしてもハレルソン・エチュニケに比重がかかってしまいバランスがとれない
その中、佐賀はフィーラーのダンク、岸田の3Pでさらにリードを広げ
前半を34-23で折り返す。

前半のスタッツを分析するとベンチスコアが佐賀の21-12
ファストブレイクが佐賀の10-0と圧倒している。
佐賀の角田がスコアリーダーで11P(3P3本)
佐賀のガルシアは序盤でファウル2つでベンチに下がったこともあるが
8Pとまとめている。
一方の福島はエチュニケの8Pがトップだがほかの選手が伸び悩んでいる。

3Q
佐賀はフィーラーに積極的にボールを集めスコアする。
さらに岸田の3Pなどで加点しリードを20点まで広げる。
福島は橋本がひとり気を吐きスコアするもなかなか差が縮まらない。
そこから長谷川の3Pもあるが54-37で3Qを終える。

4Q
先にペースを握ったのは福島。
エチュニケ、土家のスコア、さらに長谷川の3Pで差を10点まで詰める。
しかし佐賀は貯金を生かし、ガルシア、キング、ファイパプ月瑠、フィーラーのスコアで差を13点に広げ
オフィシャルタイムアウト
そのあとも佐賀のペースは崩れず
佐賀が74-56で福島を下しGAME1をものにした
佐賀はガルシアが17得点9リバウンドとダブルダブルまであとわずかだった。
福島は長谷川が4Qに3P3本を含む19得点をスコアを伸ばし
エチュニケがダブルダブルと気を吐いたが及ばなかった。

記者会見要旨
福島 佐野 公俊HC
素晴らしい環境で試合ができたことに感謝
内容はエントリーの部分やローポストの部分で勝負しきれなかった。
速攻で17点取られてしまっては厳しい
オフェンスの終わり方やターンオーバーでやられた。
相手のディフェンスでハードにかかっている部分でエントリーの部分を変えた
強くプレーしていかないといけない。
長谷川についてシュートタッチもシーズン通してよくて
このスコアについてはあすはもっとタイトになるがほかのメンバーにカバーしていきたい。

佐賀 宮永 雄太HC
きょうの勝利はたくさんの方に用意してくれたおかげ
またあす激しい試合をしたい
インサイドを守ることもあるが長谷川にやられた部分はあすは準備したい。
最初はがちがちだった。
角田がいいシュートを打ってくれた
何本か入るかで流れができたと思う。
岸田についてディフェンスをアグレッシブにもっていってほしかった
気持ちも楽になったと思う。
圧力かけられる部分もあるしエチュニケと長谷川にやられた部分は修正したい。
セカンドユニットの井上・角田がいいプレッシャーをかけてくれた。
RSから中2週間の感覚はここから先にギアを上げている
いいコンディションで望めている。
諸富のときからSAGAアリーナができて佐賀が面白いねという取り組みができたと思う。
県民のみなさんと戦って頂点を目指したい。
きょうの試合で緊張もほぐれていくと思う。



佐賀 #7 西川 貴之
出だしはPO初戦で硬さがあった
アリーナ初の試合で感覚が違った。
思うような試合ができたと思う。
こんなにたくさんのブースターの前で試合ができたのは素晴らしい景色だった。
シュートは打つことは大事なので決まらなかったことは深く考えないようにしたい。
福島の武器はインサイドだったが自分たちのゲームプランができたと思う。

佐賀 #2 レイナルド・ガルシア
きょうのプレイについてまだ完全ではないが試合のリズム感を取り戻そうとしている。
チームのためにやろうとは思っている。
PGとしてやろうとしていたことはシュートが入ってなかった部分もあったので
リズムを変える意味でペイントアタックしたりパスを出したりして変化をつけた
B1に上がれる手ごたえはない。
多少の緊張もあるが試合を重ねるごとに伸びていくと思う。
いつも通りのバスケのレベルではない。

佐賀 #25 角田 太輝
積極的にワイドオープンが打てたりできてよかった
ただ早打ちになってしまった部分もあるので修正したい
SAGAプラザの3倍くらいのブースターが来てうれしかった。
いつも通り思い切って打っていけたのがよかった
福島のインサイドについて自分たちから前からプレスをかけていけたのがよかった
きょうはインサイドを最大限守っているが長谷川にやられた部分を修正したい。

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