B.LEAGUE B2 第4節 熊本v佐賀 GAMEREPORT

前節連勝した熊本と、前節連敗した佐賀との九州ダービー
スタートは熊本が本村、谷口、田渡、ウッドベリー、ローソン
佐賀がガルシア、西川、ファイパプ月瑠、岸田、フィーラー

両チームとも静かな立ち上がり
その中、佐賀はガルシアを起点にフィーラー、ファイパプ月瑠、西川がスコア
速い時間で熊本遠山HCはタイムアウトのカードを切る。
熊本はウッドベリーが起点に攻めるが攻めあぐねている。
2分11秒 ルーズボール争いの場面で佐賀ガルシアがアンスポ
そこから流れは熊本へ移りリードを作り始める。
佐賀は角田が1Qだけで2ファウル
熊本は磯野のコーナースリーでリードを広げ20−12

2Qは熊本の6−0のランで始まった。
しかし佐賀は、角田の内外のスコア、徳川の3P、ガルシアのand1で2ポゼッション差まで詰め寄る。
佐賀のディフェンスがアグレッシブに入っている分、紙一重のところでファウルになり
宮永HCのこの試合にかける想いが伝わってくる。
佐賀は満原にボールを集め出しスコアを重ねる。
熊本はキャプテン本村の3Pで返し点差を広げる。
前半を40−31で折り返す。
スコアリーダーは熊本 ウッドベリーの9得点
ひとりが飛び抜けて取っているわけでない。

3Q立ち上がりも佐賀が主導権を握る
ガルシアのアタックと西川のand1で1ポゼッションまで差を詰める。
これに対して熊本は山本翔の3Pで応戦
しかし佐賀はフィーラーが当たり出し、アタックとand1で3分59秒で初めて47−48と勝ち越す。
チェンジバイリードで行くかと思われたが熊本はスコアリーダーのウッドベリーがand1にオープンスリーで再び5点差
佐賀は満原が連続得点ではじめて1ポゼッションのリードを作った。
終了間際、佐賀の角田が4ファウルとファウルトラブルでベンチ。
3Q終わって53-57。

4Q
佐賀は井上の3Pとカットインでペースを作り始める。
岸田の献身的なプレイが効いて佐賀が最大得点差9まで広げたところで
熊本遠山HCはたまらずタイムアウト。
2分半で9−4とランを作った佐賀
6分までの4分間で熊本のスコアはフリースローの6点だけ
熊本はマクリーンがワンハンドダンクを決めてアリーナを盛り上げる
残り5分でポゼッション差は3
ここでターンオーバーからの失点をしたのは熊本。
ガルシアのスティールからのイージーバスケットで再び5ポゼッション差に広げたところで
熊本遠山HCは最後のタイムアウトのカードを切る
しかし佐賀はすんなりと決めきれない
西川がオフェンスファウルに異議を唱えテクニカルファウル
熊本はウッドベリーのスコアが止まり苦しむ。
そこで機能したのは角田のアタックでリードを保った。
食い下がる熊本は谷口の3P、ウッドベリーのカットインで3点差まで詰め寄るが反撃もここまで
最後は山本翔のブザービーターで終了
75−77で競り勝った佐賀が九州ダービーの初戦をものにした。

佐賀 宮永HC
得意とするペイントアタックしてファウルをもらうことだが
ベンチメンバーがディフェンスで頑張ってくれたのがポイント
前半は3Pでやられていた部分が後半修正できて
泥臭くやってきた結果。
きょうのガルシアについて本来とは程遠い。
マッキントッシュ、満原あたりが頑張ってくれた
井上、徳川が西川と違った形で積極的にプレイしてほしい。
九州4クラブの立ち位置は?個に頼らずチームとして戦っている印象がある。
クロスゲームをどうやって勝っていくか

いまチームとして必要な部分は?
オフェンスのガルシアのいる時といない時
ガルシアの色がもっと出せた時のパフォーマンスがカギ。

井上諒太
先週がタフな負け方
きょうもクロージングに課題。

きょうの3Pディフェンスがゾーンに変わったとき
デザインされたプレイだった。
外回りのパス展開から1対1に持っていった
先週は個人でもチームでも悔しかった。
ディフェンスの強度を上げて行くことに注力した。
2連勝してこそ結果だと思う。
チームで40分間戦っていくこと
それが熊本への恩返しだと思う。
アウェイでの2連勝は難しい。

熊本 遠山HC
前半はいいDFだったが
後半チームのフラストレーションが溜まった
あすはもっと気持ち良く展開をしていきたい。

OFがうまく改善できなかった
3Qの13得点については相手のDFにアジャストできなかった。
オフェンス面で苦しんだ部分について
ダブルティームに外に出せなかった。

4Qのタイムアウトについて
自分たちのやるべきことの確認
いままでの対策の確認
元々ある課題がすぐに解決できていない。
中盤の追い上げでシュートを決めていたが
負けたのが悔しい
いいプレイなどに気持ち良くさせてあげたい。
ガルシアに対しての磯野・本村のDFはよかった。
うちはファイターの集まり、最後まで戦い抜くことはよかった
最後の追い上げに関しては評価している。


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