福岡六大学野球2022春季リーグ 九州共立大学6季ぶり44回目の優勝(ゲームリポート)
九産大 000 000 0 =0
九共大 013 020 1x=7 大会規定で7回コールドゲーム
福岡六大学野球2022春季リーグは九州共立大学が九州産業大学を2回戦で破り勝ち点で並んでも勝率で上回ることが確定し6季ぶり44回目の優勝を果たした。
先発は九共大が1年生の稲川、九産大が楠本
先制したのは九共大だった。
2回2死3塁から近藤の一内野安打で0-1。
さらに3回2死から荒牧の敵失と盗塁を絡めて2死2塁から村上、山上、九州産大2番手の金栗から笹原の3連続適時長短安打で3点を追加し0-4とリードを広げた。
上原監督がこの3点が大きかったと話していたが1年生投手稲川への大きな援護点となった。
九産大は4回から前日好投した渡辺が連投。
4回こそ3者凡退に切ってとるも5回に捕まった。
2死から村上の内野安打を足掛かりに山上の中越え適時3塁打、笹原の左線2塁打でさらに追加点0-6と試合を決めにかかった。
九共大先発稲川は5回まで九産大打線を無安打ピッチングを見せる。
6回に九産大中野にこの試合はじめて安打を打たれるも後続をきっちり抑える。
7回裏九共大は四球・犠打で1死2塁の場面で連続3塁打の山上に対し九産大大久保監督は申告敬遠、そして8番笹原が2球目を左中間へ運び適時2塁打で0-7とし大会規定でコールドゲーム。
九共大が6季ぶり44回目のリーグ優勝を果たした。
先発稲川は6回被安打2、与四球3、無得点の完封勝利で今季4勝目。
九共大は来月行われる全日本大学野球選手権への出場権を獲得した。
コメント雑記
九州共立大学 上原忠監督
嬉しいのひとこと
下位打線の出来すぎ
3回の3点が大きかった。
稲川は結果を残していたので1年生という感覚はなかった。
立ち上がりの2ボールからよく軌道修正できた。
フライアウトが多いのは球のキレがあったからではないか
立ち上がりの四球をいかに減らすのが課題ではないか。
一番いいのはストレート。
OBの大瀬良(現広島)から前日SNSで連絡が昨夜来た。
1年生を投げさせるのは大瀬良以来
大瀬良は闘志むき出し、稲川は逆に冷静だった
九産大打線にいつやられるかひやひやしていた。
中村・野口の打線が怖かった
2番手に渡辺が来ると思っていたが稲川が逆に燃えた。
途中から代えることは考えていなかった。
監督して初めての大学野球選手権で心の引っ掛かりがようやく取れた。
過去の歴史があるだけに8年は長かった。
初戦を落としただけに二の舞になるのでは不安だった。
優勝回数が並んでとてもうれしかった。
昨夜のミーティングでは選手たちには自信が見えていた。
★山上のバッティングについて
午前中の練習で代えようかと思ったが部長と話し合った結果そのままにした。
7回完封勝利した九共大の先発稲川
スライダーは調子がよくなかった
5回まで無安打だったけど意識は少し感じていた
思い切って投げ込むだけだった
味方の援護で緊張もほぐれた
全国では1戦1勝積み上げるだけ
あこがれの選手はあまりいないが真っすぐに自信があるので藤川球児さん
フライアウトは球が走っていると自負している。
九産大打線のクリーンアップと1番打者を注意した。
2本の適時3塁打を打った山上
試合前からはチームのために貢献したかった。
自分たちが普段通りいつも通りやっていることを心掛けた
リーグ戦始まってあまり貢献出来ていなかった
きのうも見逃し三振で代えられた
3塁打2本チェンジアップとまっすぐ
タイミングを早くとってバットに当てようとしていた。
つなぐ野球に徹しようと思った。
監督にボールを当てに行くのではなく強く大きく打っていけと言われた
恩返しができてよかった
バッティングキャラではなくきょうの活躍はたまたま
今季は調子が悪かっただけに結果を残せてよかった。
とりあえず強く振ろうという意識で打席で立った。
本来は3番で全然打てなくて試合に出られるかというところまで来ていた
タイミングよりメンタルの部分不振にあえいでいた。
今季は自信をなくしていた。
先発が1年生だったので得点を取って援護したかった。