第43回日本ハンドボールリーグプレーオフ ANACUP
こんばんは。
既報の通り先月末に地元九州へ帰ってきました。
まだまだ泡食いながらあーじゃいこーじゃいとやっています。
3月になり
ハンドボールの日本リーグは上位4チームによるプレーオフが
15日から3日間、駒沢体育館で行われます。
女子は北國銀行・広島メイプルレッズ・オムロン・三重バイオレットアイリス
男子は大崎電気・豊田合成・トヨタ車体・大同特殊鋼が
ステップラダー方式で戦います。
つまり、レギュラーシーズン1位の北國と大崎は1勝すれば
リーグチャンピオンに、
逆にオムロン・三重・車体・大同は優勝するには3連勝しかありません。
一発勝負がいいのか下位から勝ち上がって勢いをつけたほうがいいのか。
今年は熊本での女子世界選手権を控えているということで
女子4チームの鍵を握る選手を独断と偏見でピックアップしたいと思います。
まずレギュラーシーズン首位の北國銀行
今シーズンは負けなし23勝1分の圧倒的な強さを見せました。
昨年末のALLJAPANではソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに敗れ、リーグ後半戦の広島とのGame3で引き分けになったものの
大崩れすることはありませんでした。
そこで注目するのが両サイド
右の秋山と鰍場、左の田邉と河田、八十島。
サイドプレイヤーがこんなに豊富なのも北國の強み。
中でも昨年のアジア選手権で久しぶりに代表復帰した田邉は
要所のところでショットを決め、派手さはないがいぶし銀の活躍でチームを鼓舞している印象。
荷川取監督は常々強調していたのは「連覇はあくまで結果であり、毎年毎年が新しいチームでありチャレンジャーである」ということ。
北國の5連覇なるか。
レギュラーシーズン2位の広島メイプルレッズ
今シーズンから元男子日本代表の中山剛監督を迎えましたが
序盤は飛騨高山に敗れたりなかなか勝ち点を伸ばすことができませんでした。しかし、CBの眞継、2年目の近藤、代表GKの板野など安定した結果を残しました。
その中でも最近急上昇しているのが
大卒ルーキー(JHLでは2シーズン目)のRW三橋未来。
その三橋のキャッチフレーズは「ちびはちびなりに」。
153㎝の小さな体から放つサイドショットは
時に意表を突いたりバリエーションも豊富。
ディフェンスでも1枚目を受け持ち、
攻守ともにコートを大きく駆け回ります。
ときにポストのおとりもやって
小柄ながらもスピードもあるところに要注目です。
レギュラーシーズン3位のオムロン
昨シーズンまで指揮を執った黄慶泳監督が総監督になり
若い水野裕紀監督が就任しました。
オムロンの注目選手は今シーズン代表初招集されたCBの石井優花。
代表での経験がチームにも徐々に浸透してきて
代表のベテランの永田、勝連、点取り屋の吉田、
RWの相澤との合わせも軌道に乗ってきた感があります。
自らもカットインへ行ける石井のプレイに要注目です。
そして最後の1枠は三重バイオレットアイリス
今シーズンは連勝連敗と出入りの激しいリーグ戦になり
またCB加藤の故障、GK高木の産休、
昨シーズン池原(デンマーク・ニュークビン)のカバーをした
島居の故障明け出遅れなど、
チーム作りも山あり谷ありでした。
その三重のキーパーソンはLWの河嶋英里と細江みづき。
河嶋はひとことでいうと「なんでも屋さん」です。
あるときは本職のLW、あるときはCB、またあるときはPVと
あらゆるポジションをなんなくこなしちゃいます。
そして細江は何と言ってもディフェンス。
特に仕掛けどころの5:1ディフェンスのときに
トップの位置に入るのが細江。彼女の運動量はハンパないです。
彼女のトラップディフェンスがどこまで3チームにプレッシャーを与えるか。
ほかにもたくさん紹介したいのですが、
とにかく駒沢体育館のアリーナへぜひ足を運んでください。
きっとあなたの推しメンも見つかるはずです。
詳細は日本ハンドボールリーグの特設サイトでご確認ください。
チケットは一部売り切れているプレイガイドもあるそうなのでご注意ください。
と書いている私ですが、
実は今回のプレーオフは取材に行けなくなってしまいました。
本当は現地に行って選手の声なども拾いたかったのですが、
申し訳ございません。
そこでテレビでも盛り上がれるのが速報サイトアプリ『Player!』
JHL全試合速報している『Player!』はスマホで途中経過や推してるチームのコメントを書くことができます。
私も今回はこの『Player!』でいろいろと書き込んでいきたいと思いますので
iPhoneをお持ちの方はぜひダウンロードして一緒に盛り上がっていきましょー。
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