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100年企業、TikTokへの挑戦  課題解決P2期振り返り オリバーソース

参加の動機について教えてください。
最初の機会としては、アンカー神戸様側からのご紹介がありました。その際に、当社が抱える課題として2つ御座いました。1つは、構想段階であった新規事業(調味料の総合EC販売業)をスタートしたいが、手法を知らない。1つは、リブランディング最中の弊社のコア商品「どろソース」の商品戦略をたてたのはいいが、実行する方法が確定していない。でした。前者の新規事業については、スキームがロングランであった事と事業構想自体がなくなってしまう可能性があったので、後者の課題の解決にあたってのメンタリングを希望することに致しました。商品戦略やマーケティングを行う部門が当社には存在しておらず、私が一人で色々な課題を抱えておりました。そこで外部からの助言を頂くアンカー神戸の課題解決PJに参加を決めました。
 


 どんな課題に取り組みましたか。
当社の商品ラインナップの中で、まだまだ満足の行くマーケットシェアを取れていない商品が「どろソース」です。どろソースの拡売を進めることによって、当社にどんな恩恵があるかは、社内全員が理解できていたいのですが、そもそも当社には商品戦略やプロモーション施策について検討する部署がなく、私が新設をし、現在2人で活動を行っております。どろソースはポテンシャルを持ちつつも、販売戦略がなく総体的に販売数量が下降しております。これを当社では大きな課題として捉えて、2021年よりプロモーション活動に努力しております。予算と人的リソースが限定されている中で、私の頭にある施策の整理とそれらの施策を実行に移す、最もパワーがいる部分をサポート頂きました。
 

4ヶ月の活動内容、活動の成果、今後の事業の展望・目標を聞かせてください。
まずは、どろソースが置かれている状況の共有と、そのPR方法としてSNSメディアを使用する事。その中でもTikTokでのコンテンツ制作に力を入れていきたい事を共有致しました。そこで、他社事例や参加メンバーのアイディアを、whimsical(参加メンバーで共有できるホワイトボードの様なもの)というアプリケーションツールを使用しデジタル上で共有致しました。その羅列されたアイディアから、どろソースのブランディングとマッチするアイディアを抜粋し、TikTokのコンテンツ制作に反映させるという手法を取り入れました。その中で、「どろソースを#かけてみた」という、色々なもの(手軽なものからご当地グルメまで)にどろソースをかけて私が味の評価を行うというフォーマットのアイディアが生まれました。そして、メンターであるCo-studio様のメンバーの中にTikTokに精通しているメンバーがいらっしゃったので、彼に動画制作のフォーマットを作ってもらい、それを真似てコンテンツを2本製作致しました。今後も、フォーマットは変えずにディティールをブラッシュアップしていきながら、シリーズとしてコンテンツ制作を続けていければと思っております。
 


メンターはどのように活動し、どの様な存在でしたか。具体的エピソードを添えてください。
どろソースの現状共有と課題が明確にあったので、課題の共有とやるべき事を伴走してサポートして頂いている事を非常に感じとれました。メンターの情報量が凄まじく、事例を交えて意見を頂けるのが、とても心地よく、一体感がありました。
上記でもある様に、私が遂行している仕事は、部署が独立し、前例がない為、正解が分からない中を一人で走っていく孤独を感じるタスクです。その中で、メンターの熱量と意見と賛同は、私の助けとなりました。私の性格上、新しいことを実行する時には、力が必要です。その際に、もう実行する事は決定しているが一歩を踏み出せない事が多々あるのですが、その実行を応援してくれる精神的にも力強い存在であってくれたのを感謝しております。

活動を終えての感想
新しい取り組みを前進できた事が非常に良かったです。メンターとの距離感も抜群でした。メンタリングを希望する際に、メンターのコミット度合いはとても大事だなと感じました。最終発表の他4企業も、メンターが、あくまでも黒子側に回っている気遣いが感じ取れて良かったなと思います。流石だなと思いました。
しかし、私が少し気になった事としては、最終発表の際にメンターとの共同成果物が何であったかのかが、登壇者の発表から欠落していた事を多く感じた事です。アンカー神戸側の意図かもしれませんが、皆さんそれぞれの事業の紹介で時間を割いてしまっており、ビジネスピッチ感が強く、当該プロジェクトによってどういう事が起こったのかが分からない発表がほとんどでした。これでは、多忙の中、時間を割いてくれた優秀なメンター達が少し置き去りになっており、スポットライトが当たりづらくなってしまっているなと感じました。私もその部分にもっと注力して発表を行えればよかったです。プロジェクト初期に作った書類を見返してみると、KPIの設定を示唆しておりましたので、(実施に決め切れておらず。。。)KPIの明確化とその達成度合いの報告をメンターにサポート頂くからには入れるべきだったな。と反省しております。
中間発表も最終発表も「新規事業や取り組みの説明」⇒「その事業における課題」⇒「メンターの意見を踏襲して解決」という流れであれば、聴取者側の気づきや徴収者側からのアイディアの創発等、熱い場になるかもしれません。

その他、アピールしたいことなど
どろソースを試してください。そして買ってください。
今ならオリバーソース公式ネット通販サイトで「1本から送料無料キャンペーン」を実施中に御座います。詳しくは 検索:オリバーソース 通販 でお願い致します。送料無料キャンペーンが終わればアンカー神戸専用の割引クーポンコードも発行致します。
(オリバーソース取締役企画室長 道満龍彦)

オリバーソース株式会社
調味料製造(ソース・ドレッシング・たれ・シロップ各種)
冷凍食品製造(お好み焼・たこ焼他)
代表者 道満 雅彦(Dohman Masahiko)
創業 1923年(大正12年) 3月 1日
本社所在地 〒650-0047 神戸市中央区港島南町3-2-2

【メンター】
今林知柔(Co-Studio(株)COO)
ゼロからイチを創り出す!
アンカー神戸プレプロジェクトTry STAGEのメインファシリテーターとして2社の法人化を実現する。
https://www.co-studio.co.jp/company

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