【AWS】ソリューションアーキテクトアソシエイト合格体験記
先日AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(以後、SAA)に合格しましたので、その合格体験記を残しておきます。
前提
私は2020/01/31に受験しましたが、2020/03から新しい認定試験がリリースされる予定です。
問題の傾向や対策の方法など変更になる事が予想されますので、その点に留意いただければと思います。
勉強前
転職前(6月末まで)はAWSを触った事はほぼありませんでした。7月に転職してから業務で少しだけ触る事はありましたが、メイン業務ではありませんでした。
インフラ関係の知識は別途勉強していたこともあり、全くやってこなかった人よりは持っていました。
勉強した内容
「AWSをはじめよう」を読んでAWSの勉強を始めました。この時に簡単に画面の操作をしてみました。
Udemyのハンズオン動画を見て、実際にAWSに触れてみました。
黒本と呼ばれる本は全体通して5回は読んだと思います。うち1回はやや特殊な読み方をしました。
1回目:先頭から全体通読
2回目:6章から逆順で全体読む
3回目:頭から読書→各章末の問題を解く、を繰り返す
4回目:Active Book Dialogueで読む
5回目:模試で弱かった部分を重点的に読む
これが何だかんだ自分には一番効いたように思います。
WEB問題集は1セット7問を70セットくらいは解きました。
黒本を1周した時点で10セットほどやり、全くスコアが出ない状態で黒本を読み直し読み直し、平均4/7は解けるようになってきてからは間違えた問題の内容をメモして復習するスタイルでスコアが伸びるようになりました。
ただ試験日前日に1/7とかになることもあって、肝が冷えました。
模試も受けました。模試を受けたのは試験2週間前で、結果は72%でした。
総合スコア: 72%
トピックレベルスコア:
1.0 Design Resilient Architectures: 77%
2.0 Define Performant Architectures: 85%
3.0 Specify Secure Applications and Architectures: 50%
4.0 Design Cost-Optimized Architectures: 50%
5.0 Define Operationally-Excellent Architectures: 100%
分野毎の得意・不得意も分かるので、ある程度勉強した後に受けると良いですね。
試験中
自分は渋谷で受験したのですが、環境があまり良くなかったです。
・塾の自習室レベルの仕切りしかない
・受付の会話が丸聞こえ
・別の試験を受けていた方の端末が不調で問い合わせてる声が丸聞こえ
・部屋の空気が乾燥
・シンクライアントPCの挙動が重い
東京では歌舞伎町の会場が良いと聞くので、次は歌舞伎町で受験しようかと思います。
合格発表
回答を送信すると、短い待ち時間の後に合否が出ます。スコアは後ほどネット上で確認できますし、合格画面になればその先は操作する必要がないので、合否だけ確認すれば離席してOKです。
自分のスコアは836/1000だったので、まあまあといった所ではないでしょうか。各セクション毎の評価でも全ての項目について「十分な知識」なら、まあ良いのではないでしょうか。
この「スコア」は合算すると100%になるので、恐らく受験した試験問題における割合かな?
おまけ
私は今回試験日を2回後ろ倒しにしました。
以下QAより引用。
Q. 予約した日に試験を受験できなくなった場合、試験日を変更することはできますか?
A. はい。試験の 24 時間前までに試験をキャンセルするか、再度予約することができます。(中略)
元の予定を立てた後で予定を変更できるのは、2 回のみです。3 回目に予定を変更したい場合は、予定を取り消して、新しい予定を立てる必要があります。予定の制限が新しい予定に適用されます。試験の予約は予定の 24 時間前以内ではキャンセルできません。
日程変更できると思えば比較的気楽に試験日を決めておいて、間に合わなければ後ろ倒しにするという適度な〆切設定も可能です。
とはいえ、3回目の日程変更はできないのでご注意を。
まとめ
認定試験合格を1つのゴールにすることで、AWSの知識を体系立てて学ぶ事はできました。
「試験に合格するためだけの勉強は良くない」というのは実際に正しいと思うのですが、試験に合格した後にも勉強し続ける意思がある前提で、まず試験対策の暗記で一気に勉強して、分かる範囲を広げていくのは有効だと思います。
これから実際に案件でAWSを使って、生きた知識に昇華させていきたいと思います。
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