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「飲食店でのDJイベント制作」を考える②

Anchill Japaneseです。DJをしています。現在は「Anchill Japanese 《weekly DJ》」というYouTubeチャンネルを運営しながら、イベント企画を中心に活動しています。

👇今回のオススメ動画はコチラ🎶
DJ mix “People” Neo City Pop Compilation (2013-2022) - Twilight Japan - Playlist



イベント準備のため、お店にお邪魔してきました。

10月22日、いよいよ今週末に迫った
「水たき玄海」と「Wine Bar Pinot」の
コラボイベント。

音楽担当の私は、
音響打ち合わせのため、
お店にお邪魔してきました。


↑入口はこんな感じです。

本館ではなく、この写真の奥の入口、
「げんかい食堂」が今回のイベント会場です。


↑会場内はこんな感じ
↑こちら側は壁がアールになってます。
(手ブレすみません😓)

今回、お客様にはこちらで、
着座でお食事を楽しんでいただきます。


DJブース設置の注意点

※ここから、前々回の記事で触れさせていただいた内容の続きです。
「飲食店でのDJイベント制作」を考える①はこちら

さて、私はDJですので、
ここに特設DJブースを作らなければなりません。

ブースを検討するにあたり、
今回は2つの注意点を見つけました。


お客様との距離が近くなりそう」なことと、
椅子が低い」ことです。


DJブースは、立ってDJできるように
組まれることが一般的です。

その理由はとても単純で、
DJは立ってやるものだ」という先入観からです。

しかし、この空間でそういう感じの
一般的なブースを組んでしまうと、
あまり良くはならなそうです。

大切な友人やパートナーと食事を楽しんでいるとき、
DJが近くに立ってせかせかプレイいると、
お客様はどう感じるでしょうか?


きっと、かなりの圧迫感があり、とてもではないけど
リラックスした雰囲気は作れないでしょう。

(DJに全く興味のないお客様には、「なんだこいつ?」と思われるかもしれません。)

これが、前々回の記事でも触れました、
“異物感”の正体です。


ちなみに、お客様と距離が取れたり、
椅子が高めのものだと、
結果は変わってきます。
圧迫感はある程度薄まり、
気にならなくなると思います。


結論から申し上げます。

この空間の場合、私は
お客様と同じ高さの目線で、
座ってDJできるようにします

近くにDJが立っているという息苦しさが無くなり、お客様と目線の高さを揃えることで、
不要な居心地の悪さを取り除けるからです。


まわりくどくすみません。まとめますと、


イベントにおいては、
お客様に最適な空間を作るのを最優先に。
こちらを大前提とします。


本ケースでは、
見栄えの良い立派なブースは必要なく、
DJの存在感をお客様と近づけるべき
というのが最適解となりそうです。

※実際のDJブースはイベント開催後、
近日中にYoutube動画でご紹介しますね。



今回は、先入観はイベント作りの邪魔、
というお話でした。
先入観っていうのは本当に怖いものです。


DJの歴史なんて、まだまだ50年くらい。
クリティカル・シンキングの余地は
いくらでもあります。
我々も思考を止めず、やっていきたいものですね。



それでは、また次回の更新まで。

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