眠れない夜にケーキが焼きたかった


眠れない夜は大体布団の中でネットをみている。
昔はネットサーフィンともいったと思うが今は死語だろうか。
もっとも布団の中でぼんやりネットをみているときは大体ろくでもない情報を目にしている。
有名人の不祥事や炎上ネタ、不景気話、下手なイラストの暗い漫画。
また要らないものを仕入れているなぁと思う暇もなくタップしている。
そしてスマホからあんたはそういうのが好きなのねと思われてろくでもない情報を次から次へと仕入れられる。

なので私の眠れない夜はネットサーフィンというよりもネットに絡まって更に迷路に迷い込んで抜け出せなくなっているような悲惨な状況を意味していた。
それに気づいたのもつい最近で、日々が忙しいほどそういう状況には気付きづらい。
夜ふかしとはもっと楽しくありたいものだ。
そう思ったもののやりたいこともない。
眠れない夜はケーキを焼いて、という漫画に触発されてお菓子作りはしているが夜にしようとは私は思わなかった。
単純に体力がないからだ。
夜にお菓子の焼ける甘い匂いがしたらどんなに素敵だろうとは思う。

ということで最近は電子版の漫画や小説を読んで過ごしている。
本は紙じゃないと!と思っていたが布団で暗く過ごしているときは読めないので助かった。

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