PDT体験記7 退院後の過ごし方と術後経過

すっかり更新しないままでしたが、術後の経過などについて。

去年9月に退院し、1ヶ月くらいの間は光に気をつけながら家の中で過ごす生活でした。
病院から出て、外の世界は当たり前だけど光に溢れていて、
眩しく感じると湿疹が出るんじゃないかと思ってこわかったです。
結果的には、退院してからは一度も湿疹が出ず、順調な経過でした。
湿疹は出なかったけど、顔のそばかすとシミが濃くなった気がして、
診察時に先生に相談したら、同じ病院の皮膚科を紹介してくれました。
もともと子どもの頃からそばかすがあり、大人になってシミも増えたなと思っていたので、
PDTの影響、、、がどこまでだったのかは謎ですが、
皮膚科でもらったシミ治療の薬がそれはもうよく効いて、
こんなきれいになるなら結婚式前にやればよかった!!
またひどくなったらやろう。

家では、部屋を少し暗めに、日差しの強い日中はカーテンを閉めていました。
外に出るときは帽子をかぶって、手袋をして、素肌を出さないように気をつけて。
光を気にするまではまったく意識してなかったけど、
コンビニとスーパーってものすごく明るい。
すっごい数の電気ついてる!!!
画面の明るさに気をつければ、パソコン使用もOKだったので、
仕事にも復帰させてもらい、できることから再開しました。
今の仕事はそもそも通勤がないし、自分の生活をベースに働き方を考えられる職場なので、
入院前後にも無理なく、遠慮なく、どうしたいかを伝えさせてもらえて、
これまでのどの職場でもこんなうまくはいかなかっただろうなと思います。
2ヶ月で入院になってしまい申し訳なかったけど、
この環境がなければ手術を躊躇したかもしれないし、
もっと悩んだり悔しさや悲しさがあったんじゃないかなと思います。

退院後は1ヶ月ごとに病院に行き、経過を診てもらいました。
毎回「再発の所見なし」といわれる度にとてもうれしかったし、安心しました。
子宮頸がんを起こすHPVというウィルスがいなくなったかどうかも、
継続してみていくわけですが、
照射部分は免疫が強くなって高リスクのウィルスが存在しにくくなるそう。
すばらしい。

1月以降は3ヶ月に1回の診察になり、1年くらいすると半年or1年に1回になるので、
普通の人の子宮頸がん検診と同じに。


このまま癌になるのかな、
治療は痛いのか、
そもそも治療すべきなのか、
異形成が最大の関心事だった半年、
大きなトラブルもなく、家族と職場に支えてもらい、無事に過ごして2016年を終えることができて、
やってよかったと思えるのは結果がよかったから、ということでしかないけど、
この安心はやらなければ得られなかったことを思うとやっぱりやってよかったです。

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