PDT体験記3 入院準備

PDTの治療を受けることに決めて、入院まで1週間強。
入院準備のためにやったこと。

1、暗くても楽しいことを探す
最初の数日はテレビ、PC、携帯が見られないし、
本も読めない暗さなので、その中でも楽しめることはなんだろうということで、
まずは音楽!
と思ったけど、画面が見られないからiphoneからは再生できず、
まさかまた買うことになるとは思わなかった、昔懐かしラジカセを買いました。
しかも小ささを重視した結果、ラジオは手動で合わせるやつ。渋い。

なに聴こうかと思って検索してるうちに、
オーディオブックっていいんじゃないか、というのに行き着き、
このキーワードで初めて検索してみたわけです。
自己啓発とか、目覚める系のオーディオブックがたーーーーーくさんあって、
マインドフルネス、自律神経を整える、よく眠れる、あたりを購入。
これで全部同じような波の音とか鳴ったら金返せって感じだなと、
ちょっと斜めに見ながらも、聞いてみるのが楽しみ。

2、遮光グッズを揃える
病院からかなり細かく持ち物を指示されるので、順番に購入。
長いつばの帽子、可視光線透過率20%以下のサングラス、手袋、日焼け止め、
黒い長袖長ズボンの部屋着、などなど。
病院に払う以外にもかなりお金かかるし、病院で貸してくれればいいのに、と思ったけど、
退院後も必需品になるものばかりなので、結局買うしかないのね。

3、お金のいろいろ手続き
PDTは自費ではなくて保険がききます。
それでも入院と治療費で自己負担が30万くらいになるので、
入院前に2つ手続きを。
1つは高額療養費制度の限度額認定証の申請。
医療費が高額になる場合は、所得に応じて自己負担限度額が決められていて、
あとから申請すれば払い戻してもらえるんだけど、
先に認定証をもらっておけば、病院での支払いが限度額までになるというもの。
もう1つは医療保険の請求準備。
入院1日いくらとか、手術していくら、っていう保障内容を聞いても、
これまでは全然ぴんときてなかったけど、ようやく大体の必要金額を理解、
入っててよかったってやつですね。

4、日焼け
そもそも遮光が必要なのは、合併症で光にとても過敏な状態になるからで、
光に当たることで赤くなって痛くなったり、日焼けや火傷のようになることを防ぐため。
手術前から日焼けしてると、少し過敏症が出にくくなるそうで、
なるべく日光に当たるように過ごしました。
これまで一生懸命焼かずにいた努力が、、、
シミとるためにレーザーあてたのに、、、
高かったのに、、、
と思うと無念ですが、もっとひどくなったら困るので仕方なし。
日焼けを目的に、そして口実に行ったプールも楽しかったし、これでいよいよ入院へ。

つづく

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