PDT体験記4 入院から退院まで

8/29から9/19まで病院生活。
以下は入院中のスケジュールとメモ。
読んでもまったくおもしろくないと思うけど、
同じ手術をする人も目に止まったときのために。

1日目 
入院手続、院内案内、採血、生活環境のヒアリング、診察
個室は広くて、清潔で安心しました。
暗いところが嫌いで、霊感なんてまったくないくせに怖がりなので、
ナースステーションが近いこともよかったです。

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2日目
フォトフリン注射、光制限開始
部屋に先生と看護士さんが来て、フォトフリンを腕の静脈に注射。
あれは何ccくらいあったのか、思ったよりも多かったし、
そんなの一気に入れるんだなーと、点滴じゃないのね。
なんて思ってるうちに終わりました。
注射後は部屋を暗くして、30ルクスから遮光生活スタート。
思ってたよりも明るい。
部屋についている照明の違いで、同じルクスでも大部屋よりも個室の方が明るく感じるそう。
お金払って個室にした甲斐がありました。
ラジオ聞いてみたり、ストレッチしてみたり、
本も読めないので瞑想してみたり、でも5分で飽きたり。
飽きるとかいってる時点で瞑想じゃないっていう。

3日目
なにもなし
浴室は共同なので、入りたい時間に名前を書いて予約するというルール。
PDTの人はこの明るさ、というのが決まってますが、
こんなに明るくて大丈夫なのかしら、と思ってちょっと絞ってました。
部屋を出るときは、帽子、手袋、フェイスカバー、長袖長ズボンに靴下、肌を出さずに守ります。
全部黒いから、黒いもじもじくんスタイル。
その格好であれば、売店も行けるし、院内はどこにいても大丈夫です。

もじもじくんスタイル

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4日目
レーザー照射
いよいよ!
照射に向けて、朝から痛み止めを飲む。
病室と同じフロアに処置室があって、部屋からすぐ。
自分で歩いていって、終わったら歩いて戻ってきます。
切らないし、麻酔もしないので、いつもの診察の延長のような感覚。
ずっと同じ姿勢でいるので腰が痛くなる人がいるそうで、看護士さんが湿布貼ってくれました。
処置室の中は好きな音楽をかけてくれるので、CD持っていきました。
実家から持ってきた松任谷由実。懐かしソング。
途中から生理痛のような重い痛みが出ますといわれて、覚悟して臨む。
照射自体はまったく痛みがなく、朝から緊張してたせいか、途中から寝てました。
起きたらなんか痛いけど、おなか痛いのか、姿勢がつらいのか分からず、
体動かせないから、背中も足も痛くなってくるし、最後の30分はけっこうきつかったです。
おなかに重いものが乗ってる感じ。
あれは絶対姿勢の問題だ。
看護士さんは何度も声をかけてくれて、交代するときは必ず教えてくれて、
あとどれくらいか先生に聞いて教えてくれるし、とても助かりました。
終わって部屋に戻って、食後に痛み止めを飲んで寝る。
腹痛も大したことない。


5〜22日目
週に2回の診察と採血、あとは何もなし。
照射の翌日から、痛みもない、熱も出ない。もう退院できるじゃーん。
てな感じでしたが、4日後からきついきつい生理痛のような痛みが。
こんな痛いなんて聞いてないよーーーなんてこった、
だから毎食後に飲む痛み止めが出てるのか、なるほど、てか聞いてナーーーイ。ってやつでした。
でもそれも数日。
腹痛も終わって、また調子乗ってきた頃に、今度は光過敏症で手に湿疹が。
痛いし、痒いし、不快、イライラ。
軟膏もらって、数日でひきました。
術後の経過は順調で、腹痛も湿疹も私は軽い方だったようで、
同じ手術でももっとつらい人もいるそう。

3週間入院していても、なにかあるのは最初の数日だけで、
あとはずーーーっと暇です。
おなか痛いときは暇だなんていってられなかったので、
暇な時間が長かった私は楽な方だったんだと思います。

30、60、100と、順番にルクスが上がって、3週間かけて明るくなっていくので、
日焼け止めをつけて、保湿して、よく寝る。
100ルクスを越えるあたりから、湿疹が出る人が多いそうで、
私もちょうど100になった日でした。
顔か、手か、どちらかに出ることが多いそう。
どっちも出てるし、光に近いからで、特に手はどうしても日焼け止めが取れやすくて、
手から出て広がってしまうケースが多いそう。
とにかく塗りまくるしかない。

湿疹はこんな感じ

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