エルムS 枠順発表前→前日追記
noteに事前見解を書くのは超久しぶりです。
気まぐれで時々書きます。
今回はエルムSについて。
荒れる可能性が期待できるレースだと思う。
去年はセキフウ本命で当てたレース。
毎年1頭推し馬が出てくれて、好走してくれるレースでもあり、あかさびの好きなレース。今回も推し馬フルム水口くんの好走に期待してる。
さあ、本題。
まず、ドゥラエレーデが人気すると思うのでこの馬の判断から。この馬の飛びまでを考えることが今回の肝。
ドゥラエレーデの鞍上はレジェンド武豊騎手。
今回のレジェンドは人気するであろうもう一頭、ミトノオーに乗っていたので、逃げてペースを作りたいミトノオーの攻略法を熟知しているという事を頭に入れておきたい。
今回の舞台は札幌コース1700mダート。
スタートから1コーナーまではそれほど距離がない。故に位置取り争いはそこそこ激しくなることが多く、内枠の逃げ先行が有利になるのがセオリー。ただ、今回荒れる予想をするならばこのセオリーの逆をついていきたい。
札幌コースを「小回り」という言い方をする人もいるので非常に紛らわしいが、コース一周の距離の話なので、間違った認識をしないように。
札幌コースのコーナーは緩く、東京や京都、中京などの大箱に近いようなコースと認識して欲しい。そして平坦。坂のアップダウンで最後の底力！！みたいなのはどちらかといえば函館コースの方。
札幌は直線が短いので緩いコーナーをずっと走ってるような感覚で、ゆるーい円を回ってるようなコース。一般的な細長い楕円形のコースとはちょっと違う。
ここがミソ。1700mはスタートからコーナーまでの距離があまりないので位置取り争いが激しくなり、ハイペースになりがち。逆に言えば逃げ先行の同型が多いと前がやり合う展開になり、緩いカーブが有利に働くことで後半じわじわ脚を伸ばしてくるタイプや終いの脚にかけてくる瞬発力タイプの馬が牙を向く。
今回はミトノオーを中心に逃げ先行の同型が多く、ミトノオーを逃げさせたくないレース。流れるペースになるかなと想定できる。
ペースを作りたいであろうミトノオー松山騎手。
彼は乗り替わりに対応するのが非常に上手く、前の鞍上のレースの再現性が高い。前走、平安Sでは武豊騎手からの乗り替わりで勝利。つまり武豊騎手の再現性が高いという事。
ならばドゥラエレーデ武豊騎手は自身が乗っていたミトノオーが自身の乗り方に近いレースをしてくると言う事でレースを組み立てやすい。つまりミトノオーの攻略法を熟知していることとなり、番手あたりにつけたいであろうドゥラエレーデならミトノオーを見ながらレースを運ぶのが無難。ミトノオーに対してはレジェンドの方に有利かと思う。
しかしドゥラエレーデは海外帰り、テン乗り
しかもムルザバエフ様専用機と言われるほどでガシガシ追う剛腕タイプではない武豊騎手と手が合わなかった場合を考えておきたいのが今回の狙い。
ミトノオーをマークしながらつつくのであれば共倒れまであるかもという所であるが、レジェンドも松山くんもトップジョッキー。そこまで我々観客側の素人に分かりやすい展開にしてしまうほど安易なレース運びはしないだろうと思う。
ドゥラエレーデとレジェンドの手が合わず、という事があるのならドゥラエレーデの飛びまで考えたいという所。
しかし、レジェンド故に今までと違って差し競馬をしてくる可能性もあるし、ドゥラエレーデの能力だけを見れば地力は上位なのでよほど攻めた馬券を買う覚悟がないと消しにはできないなと言うのが本音。
本命までは印を打たないが三連系馬券であれば確実に押さえる一頭という感じ。
ミトノオーは単騎逃げできることが望ましいが、同型が多く誰かしらにつつかれると思うのでここまでのお話の通りで今回は割引。
そうなると札幌実績もあり、前走函館でも勝利を挙げたナチュラルハイ猛蔵くん。
夏競馬実績もあり、中山にも強く、父スクリーンヒーローというザ・Robertoというハイペースの消耗戦で底力を見せる血統が合うかなという感じ。現状の人気どころだとこの馬かなって感じがする。
懸念点とすればまだ重賞実績がない馬なので相手関係が大幅に上がることもあって、ドゥラエレーデやミトノオーより人気しないのはそう言った点があるかなとも思う。
猛蔵くんはとにかく調子を上げているし、人気しないなら完全に軸候補なんだけど、人気してるので現状ではオッズに対しての評価をするならば美味しくはないし、リスクに対してのリターンも見込めない。
だったら他の穴馬の複勝かワイド行きたいよね！
っていうのがあかさびでありまして。
シルトプレ
ペイシャエス
フルム
この3頭が枠によってはそこそこ面白いぞと期待をしている。
シルトプレは門別から石川倭くんと共に参戦
地方勢と言う事で舐められてる。この馬は強いぞ。
昨年のエルムSは5着掲示板。
勝ち馬はセキフウ。
昨年の船橋日本テレビ盃では勝ち馬世界のウシュバテソーロに0.9秒差ではあるもののミトノオーに先着。セキフウにクビ差負け。
船橋も門別もあのタフな白砂。中央の軽い馬場で今回の相手関係なら結構能力上位なんじゃないかなーと見積もってる。
成績が悪い時は必ず小回りコース。
函館とか川崎とかで大敗する。
右回り左回りは問題なく、コーナーをのびのび走れるコースであれば結構強いと思う。
いわゆる高知の馬の遠征みたいな感じで、白砂で鍛えた脚の大味なサイヤ人タイプと思ってる。（高知はタフな白砂じゃないけど砂厚が12センチある）
前々から言ってるけど、倭くんは門別で迷った時に買いたい騎手。去年も中央競馬で勝ってるし、俺はかなり上手い騎手だと思ってる。
と言う事で、シルトプレ現状の穴本命。とにかく着内を狙いたい。
次にペイシャエス。
評価したいのは金沢重賞の白山大賞典。
距離は今回の舞台より長いものの、ウィルソンテソーロに0.4秒差の3着は評価したい。
基本的にセキフウの出走したレースでセキフウに近い着順でいるというところも評価の基準。なので個人的にはセキフウと同等の能力を持っているとの評価。
去年のエルムSの勝ち馬セキフウは、相手関係からするとやや能力は足りないかも、という感じだった。
それでも気難しいセキフウは騎手が邪魔をしなければこんなに脚を使えるんだぞというレジェンド武豊騎手の手腕が光ったレースであり、尚且つ不良馬場。
この不良馬場というところと、さらには斤量59キロというトップハンデを背負っていたという事で着順は落としたものの、良馬場ならもっと走れたはず。条件が向かなかった。今回は斤量も58キロで他の馬と斤量差はほぼない。
シルトプレもペイシャエスもエルムSではフェブラリーS覇者のペプチドナイルに勝ってるからね。（まあ、フェブラリーのペプチドナイルは急成長と藤岡お兄ちゃんが超凄かったのもあるけどね）
という事で、シルトプレに次いでの穴候補。
最後にフルム
この馬はあかさびの推し馬。大好き。
とにかく大箱の方が力を発揮する。
中京や東京で成績がグンと良くなる。
後方から差すタイプの馬で、小回りや内枠から馬群を捌くのは苦手であまり器用なタイプではない。
前走は函館を使っての北海道滞在競馬。
小回り苦手なのに函館を使ってという事はここに向けての叩きだったという事は明確。人馬共に重賞を取りたい気合いの入ってる陣営。
シニスターミニスター産駒の距離延長で、母方にドリームジャーニー（ステイゴールドとメジロマックイーン）というスタミナ血統でもある。
外めの枠に入って好位追走できるなら外回してワンチャンスあると思ってる。
今回見積もってる、前が速くなって差しが届くんじゃね？というパターンの展開待ちにはなってしまうがこれこそ札幌コースならではの狙い。
ずっと緩いカーブなら展開さえ向けばチャンスがある。前走より少し絞れていたら尚良い。
という感じで、枠順発表前に唾をつけておきたい穴馬3頭。
馬券的にはまず人気通り堅いパターンでも取れるように穴を絡めて組む三連複馬券が1つ、そして人気を無視して大穴だけをぶっこぬきたいワイドを1つ。
あとは穴馬押さえてるのに軸、相手抜けた、、という残念なパターンを回避するための穴馬複勝。
これがあかさび式の馬券の買い方。
今回は
堅めに穴絡めるパターン1として
ドゥラエレーデ、ミトノオー2頭軸からナチュラルハイ、シルトプレ、ペイシャエス、フルムへ流す三連複二頭軸4点と絞ってワイドを厚めに買うのもアリかなと思う。
チキンであるあかさびなら
一列目
ドゥラエレーデ、シルトプレ
二列目
シルトプレ、ナチュラルハイ
三列目
ミトノオー、ペイシャエス、フルム
というパターンにするかな。これなら9点。
しかしこれでも取れないことは多い。
そして穴狙いでシルトプレ、ペイシャエス、フルムのワイドボックス3点。
これが人気が飛んだ時に跳ねる最高のパターンで、上記の三連複フォーメーションと両取りできる可能性もある最高のやつ。とにかくこのワイドの方があかさび的には本命馬券となる。
そして、上の2パターンを買っていて、見抜けなかった馬が着内に入ってきての馬券総崩れは最悪。軸抜け、相手抜け、縦目決着になる悔しいやつ。
これを回避するための穴馬複勝。
穴馬の中に2桁人気で複勝7倍以上つく馬がいれば複勝厚めに。
穴馬さえ拾えていれば最低でも投資金額くらいは回収できるのでこの複勝はおすすめ。
こんなパターンで15点以内に組めればなと言った感じ。
1,2,3人気決着！！とかなった時は潔く諦める。
能力通り強かったなあ、、投資も15点くらいだしまあいっか。
で、中央競馬終わった後に高知ファイナルにでも挑戦した方が期待値は高い。
穴馬狙って勝てればさらに高知ファイナルに気持ちの余裕まで持って挑戦できる。
うるさい？
高知ファイナル大好きなんだよ！！
あの激ムズレースの資金調達するのが中央競馬だとすら思ってるからなこちとら。
勝てない馬が勝てるチャンスもらえるレースなんだぜ？最高だろ？？？みんなやる気なくてかわいいし。
という事で枠順出たらまた考える。
あと、いつもの事だけどパドック返し馬で最終判断はする。
事前予想が苦手なあかさびのエルムSの見解でした。
ダート重賞はぼちぼち当たるんだよな…
以前のnote記事、ダートレースの事前予想ならぼちぼち当たってるんだ…
暇がある人は見てみてちょ。
以下8/3(土)追記
エルムS
◎シルトプレ
◯ドゥラエレーデ
▲ペイシャエス
△ナチュラルハイ
△テーオードレフォン
⭐︎フルム
◎シルトプレ
理由は記事の通り、とにかく着内に来てくれればという馬券の組み方での本命
人気はないけれど、人気以上にやれると期待している
とりあえず複勝を押さえるのを推奨したいがあかさびは単複で行く
◯ドゥラエレーデ
この馬は能力最上位
記事の通り飛びまで考えての馬券の組み方をしたい
能力、レジェンド騎乗枠
▲ペイシャエス
記事よりも評価を上げることにした1頭
この夏、というか今開催、地方(大井、高知)中央(新潟、札幌)問わずサンデーサイレンス(特にディープインパクト)とRobertoの血が両方入っている血統というのが芝、ダート問わず馬券内に来ている事に気がついた
ゴールドアリュール(サンデーサイレンス)にブライアンズタイム(Roberto)、Storm Cat、ノーザンダンサーというスピード、パワー、スタミナ、持続力、底力どれをとってもバランスがいい
△4ナチュラルハイ
この記事を書いている現在の人気は2人気
このところ鞍上の調子も上がってきていて、かつ北海道、夏の実績もいいことから更に人気をしたようだ
逆に不安要素を上げてみるのであれば、人馬共にまだ重賞実績がなく2人気のこのオッズと考えるとそこまで信用できるかというところに不安が残る
血統面ではスクリーンヒーロー(Roberto,サンデーサイレンス)にA.P.Indy、ノーザンダンサー5,5,5とこちらも非常にバランスが良く、持続力のあるパワー型と言うことで前が速くなればチャンスがありそう
△テーオードレフォン
ミトノオーに代わって入れることにした
やはり決め手はドレフォン(Storm Cat)にブライアンズタイム(Roberto)といったところ
正直、前走マリーンSではナチュラルハイとの力差はほとんどないと見えた
番手でも運べるタイプの馬だと思うので先団追走でもいいし、どちらにせよミトノオーを目標にドゥラエレーデをマークしながらレースを運べそうな枠にも入ったので前で必要以上にやり合わなければ残り目もありそうかなと言う事で選んでみた
⭐︎フルム
この馬にとって再内枠は最悪の枠、とフルム大好きなあかさびは思ったのであった…
正直この馬は器用さがないので大箱向き
その理由で事前見解でも穴推奨としたかったのだが、器用さの無い差しタイプの馬ということで最内枠は相当苦しいと思う
それでも、先団が早くなり、先団と中団後方の間に馬群の切れ目ができるような隊列でレースが進むのであれば僅かであるがチャンスが出てくる
確率はかなり低いが相手には押さえておいても、、というくらいであまりおすすめはできない
正直、ニュートラルに評価をするのであればフルムよりもサヴァの方が差し馬としてはチャンスは大きそうなのでそちらをお勧めする
フルムに関してはあかさびが大好きな馬だという推し馬枠として見ておいてほしい
と言う印を打ってレース前の馬の状態を良く見て買い目は決めたいところ
人気どころのプロミストウォリアに関してだが、この馬は昨年の帝王賞以来の出走である事、脚元に不安を抱えていること(裂蹄)で、重賞ではあるがどのくらい走れるかを一度見たいところじゃないかなあと言うことで今回は消し
ただし能力はある馬なので完全復活していたら素直に参りましたって言う
買い目は
シルトプレ複勝はお勧めしたいとして(あかさびは応援の意味も込めて単複)
三連複フォーメーション◎◯-◯▲-▲△△
ドゥラエレーデを無視した印4頭ボックス
もう少し攻めた買い方をしたければ
上記の複勝をワイド◎-◯▲△△⭐︎に変更して、三連複Fと一緒に
三連複Fもいっその事三連複5頭ボックスにしても良い
15点に収まる
この辺の買い目をオッズと相談して最終判断したい
直前の判断で臨機応変に変更することも必要なことなので、この買い目はあくまでも参考程度でこれがあかさびの好きな15点ほどに押さえる買い方
そして豆馬券でも配当が見込める買い方
余談
レパードSについて
※Xにポストした内容の引用になります
レパードSに関しての予想
結論から言うと堅く決まっても仕方ないかなって感じ
セオリーは新潟のダート1800mなんで基本的には後ろからの競馬は厳しくて番手につけれる先行馬
ジャパンダートクラシックの優先出走権が付与されるレースなので、3歳馬の能力通り見て、着内に穴が来たらいいなくらい
やはり3歳世代のダートチャンピオンを目指すステップレースなので、指標にしたいのが
ラムジェット
アマンテビアンコ
カシマエスパーダ
あたりに対してどういうレースができたか
ミッキー戸崎、ミッキー坂井は消せないでしょう
ミッキー戸崎さんの方は特に獲得賞金的にもここ勝たないといけないし
赤オッズで構成して馬券組む感じになりそうだな
着内狙いの穴としては
コーセー・ミュラーが来日の可能性があって、6ハビレ
戦ってきた相手関係の割にはオッズが美味いし人気してなさすぎる
軽い馬場になればラムジェットやアマンテにそこまで着差ないし、たぶん大井のタフな白砂が合わないだけ
ブルーサンは暴走しなければ条件は向く舞台かとは思うけどピンパー
ジーサイクロンはサンダースノー産駒がどこまでやれるかを見極める指標になるレース、消すのは怖い →消しにしました(ミルコ騎手ちょっと調子が出てきていないのと乗り替わりテン乗りになるので)
サンライズは新潟のルメさんってだけで消せない
ロジアはカシマエスパーダとやり合えるくらいだしワイドの相手候補とかに良さげ
最後に、穴太郎狙いたい人もいると思うんだけど、馬の脚質と彼の好きな控えて差す競馬は大外枠含めて新潟の舞台だとやや部が悪いかなと見てる
彼の優しい所も今回ばかりはガッツで前に行くみたいな競馬の方がいい
唯一不安なのがユーガ様、まだ本調子じゃないんじゃないか説
先週そんな感じした
印は
◎ハビレ
◯ミッキーファイト
▲ミッキークレスト
△サンライズソレイユ
△ロジアデレード
☑︎ブルーサン
◎単勝
◎-◯▲△馬連、ワイド
or
印三連複5頭ボックス
この辺をオッズと相談して
ブルーサン入れる場合はフォーメーションも考える
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