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<重層扁平上皮>#積み重なっているので摩擦や機械的刺激に強い

<重層扁平上皮>

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重層扁平上皮は、薄い細胞が積み重なってできた上皮です。摩擦や機械的刺激に強いという特徴があります。皮膚(表皮)の他、口腔・咽頭・食道、肛門、膣などが重層扁平上皮です。

重層扁平上皮には角化したものと角化しないものがあります。
角化とは、重層扁平上皮を構成する細胞が表層に近くなるにつれて細胞内にケラチンが溜まってくることをいいます。表皮にみられます。
最終的には、細胞内がケラチンで充満し、核は消失します。表皮の最上層 「角質層」を形成します。
バリア機能が高まり,水を弾くようになります。
同じ重層扁平上皮でも、常に湿っているような部位は、角化しない重層扁平上皮ということになります。
このあたりは、また皮膚のところでもお話しますが、大切なので今覚えておいてください。角化重層扁平上皮は表皮。それ以外は非角化重層扁平上皮。

上のイラストは、全ての細胞に核が書かれているので、角化しない重層扁平上皮ということになります。

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