マガジンのカバー画像

ニュージーランドで子育てる

79
ロックダウンのさなか、2020年5月に爆誕した息子の育児日記です。ニュージーランドでの子育て、父親としての子育て、海外で家族を作ること。様々な視点を盛り込んでいけたらと思います。… もっと読む
運営しているクリエイター

#子育てと車

出産後、妻は女王になり、私はゲリラになった。

身重の妻と暮らしているうちに国がロックダウンになり、毎日一緒に散歩に行くようになった。 冬でも青い西洋芝の公園をぐるりと周り、紅葉した桜を見ながら歩いていると、色々な話が出てくる。会社が潰れるんじゃないかとか、noteでどうやったら小遣い稼げるんだろとか、あとはもちろん、子供が産まれた後の話とか。 思うに、夫婦間でこうやって何気ないコミュニケーションをどれだけ散りばめているかは、子供が産まれた後の生活で発生する問題解決に、決定的な役割を果たすと思う。 NZの産休・育休制

育児とクルマ とーちゃんに勝ち目はあるのか 完結編

前話はこちら はじめから、そのクルマの存在には、気が付いていた。黒や白や銀が大勢を占める中、一台だけ黄色い車があったからだ。 何を隠そう、こいつもアクアだ。だが、さっき乗ったアクアと明らかにぱっと見の印象が違う。不覚にも、このクルマかっこいいじゃん、と思ってしまったのだ。 いやまて、トヨタのアクアだぞ?それがこんなにかっこいいってことはあるのか? 低いケツ構え、銀ではなく限りなく群青色に近いダークグレーのアルミホイール、何よりボディのこの発色。黄色いといっても蛍光ペン

続 育児とクルマ。とーちゃんに勝ち目はあるのか。

前話はこちら。 大通りに面したそのディーラーには、たくさんの車が展示してあった。路肩にティーダを停めて、おもむろに物色。全体的に白や銀や黒の車が多く、いかにも燃費良さそうな車ばかりだ。燃費第一主義の妻の目が輝いている。とんでもないところに来てしまった。 若いチャイニーズ系のにーちゃんがどれに乗りたいと言うので、断腸の思いでアクアを、と言うと、鍵を持ってきてくれた。 トヨタアクア最初に試乗したのがこれ。 トヨタのアクアはプリウスの弟分のようなクルマで、トヨタがプリウスで