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初心者が1からプログラミング(Python)を学んでみた Part13 - String その2

Stringとは文字列を並べたもので、’(シングルクォーテーション)もしくは”(ダブルクォーテーション)で囲われた言葉です。いろいろな使い方があり、Part7では自分が特によく使う4つを載せました。⏬

またPart9では他のタイプとの違いも一部載せました。⏬

今回の話はこれらに付属したStringの使い方をさらに習いました。

String差し替え不可能

Stringは一度決めると1箇所だけの変更が不可能になります。

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String例題。

上記のコードでは、
①:指定した文字列をそのまま表示。
②:文字列の指定した箇所を切り取り。リストと同じように取り出したいものを1箇所、もしくはまとめて取り出す事が可能です。Pythonは0から始まるので1番始めの”k”と、[-1]で後ろから数えて一番始めの”a”を抜き取り表示。
③:ただし!!抜き取った1文字を違う文字(この場合大文字の”K")に差し替えることはエラーとなります。こちらのトリックはリストでは差し替え可能なので、混同に注意。⚠️
Stringをアップデートしたい場合は、元のname部分を直接変更するか、1行目以降にもう1度name=の形を作り、全体を変えます。

String付け足し

Part7では”.join()”を使って文字列を繋げました。もっと簡単なやり方がこちらになります。

+を使ってString付け足し。

”+”を使うことによって短い文字列の最後に別の文字列を付け足す事が可能です。
①、②:同じ文字列を付け足してますが、②は隙間を入れて付け足してます。

String Formatting

String Formatting(文字列フォーマッティング)とはC言語をPythonに取り入れたもので、ただの英語を書いてるような普段のPythonからは少し離れ、難しい表記にされていますが使いこなせると便利なものです。

String Formatting 例題。

上の写真では全く同じアウトプットの形を3種類違う形でプログラミングしたものです。
①:今まで通り別の言葉を”,(コンマ)”で分け表示する形。
②:String Formattingを使い”%(パーセント)”を使うことでString外の”name”がString内の”s”に置き換えられ表示されてる形。コンマは不要。
③:f-stringと呼ばれるもので、{}内を変えることでコンマを使わずに表示。
スタンダードな①に比べて②と③は一つ一つをコンマで区切ってから別のクォーテーションマークをつけ足す手間が省け、一つのStringのみで成り立つので便利です。
③の形ではStringの前の”f”が非常に重要な役割を果たすもので、例えば”f”を抜くと、下のような結果になります。

間違ったf-stringの使い方。

f-stringを応用すると、下の様な使い方もできます。それぞれのコードの色の変わり具合も合わせて確認してください。

f-string応用編。

①、②:計算式を答えを入れない形でf-stringに当てはめると計算式と計算結果が同時に表示されます。
③:{{}}と二重にすることによって元のStringの形態(オレンジ)に戻りますが、{}もそのままプリントされることになります。
④:{{{}}}を三重にすることでf-stringの形を保ちますが、{}もプリントされた形となります。
どの形でも、数が増えると前カッコと後ろカッコの数を間違えたりするとエラーになりますので注意。

String Formatting 応用編

上記を進化させると下の様なさまざまな形が可能になります。

String Formatting 応用。

①:2つ以上ある場合は順番通りに()の中に入れる。この場合、一つ目の”%s”で”name1”が置き換わり、二つ目の”%d”で”age1”が置き換わる。”%s”と”%d”の違いは下の表を参照。print内にend = ' 'を足すことによって改行せずに続けて表示させる。

f-stringで使われるキーワード一覧。

②:f-stringの”.2f”を使用することで”float”に指定し、さらに小数点後二桁に絞って表示。
③:”.4f”で数学のΠを小数点後、4桁に絞り表示。
参考にしたPythonのドキュメントページも貼っておきます。⏬

それではまた次回。

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