全国小学生統一テストを受けてみた
下の子が小学1年生になったら受けようと思っていた、四谷大塚主催の全国統一小学生テストを受けてきました。
1,きっかけ
我が家には小3と小1の子どもがいます。
上の子は年長になっても文字の読み書きにほとんど興味がなく、自分の名前すら書けなかったのでくもんに2年通いました。今も勉強は好きではなさそうで、学校の宿題はなんとかこなしていますが、それ以外はやっていません。
2歳離れた下の子は年少からくもんで算数をしていましたが、一桁の足し算の連続に嫌気がさして、今は英語をしています。
小学校に入るまでに読みはできていたので、小学生向けの本を読んだり、小学校受験の本を自分で選んで買って解いたりしていました。
一方で、下の子は保育所への行き渋りが激しかったこともあり、私立の学校やシュタイナー教育などのフリースクールを勧められていました。勧められた時期が年長の後半だった事などもあり、小学校は公立小学校に行っています。ただ、中学は地元の学校に行くより自分に合った学校に行くほうがいいだろうと考えています。
親ばかな私は、子ども達が全国や地域でどれくらいの能力か知りたいと思い、今回の小学生テストを受けることとしました。
上の子はあまり乗り気ではありませんでしたが、下の子はウェブサイトの問題もすらすらとけたので「やりたい、やりたい」と言っていました。
2,テストの模試
我が家は中学受験ガチ勢でも、何が何でも勉強させたい訳でもないので、学校の宿題のみをしています。
本当は1日10分でもドリルをしてほしい気持ちがありますが、嫌々しても仕方がないので今はやっていません。
そこで、テストを申し込んだときに模試問題をもらう事にしました。
テスト会場の先生から「学校で100点取れる子でも60点くらいしか取れないですよ」と言われましたが、東大を目指すような子達が100点取る問題なのでそりゃそうだろうと思って「わかりました」と答えていました。
上の子の問題は、国語で「路傍の石」が題材として出たため苦戦していました。しかし個人的には昭和前半の文章を小学生で読む機会などないので、とてもいい教材だなと感じました。
算数は夫にも解いてもらいましたが、コツがいるなと感じました。私は後半の難しい問題は解けませんでした。
下の子は説明が必要な時もありましたが、ケアレスミスした問題以外は全部解けていました。
「本番でも間違い直しをちゃんとしたら満点が取れて、全国1番になれるかもよ」などと、言っていました。
3,当日
私たちは地方都市に住んでいるので、近くの塾で受けました。
子ども達がテストを受けている間、私は塾の先生から勉強や中学受験についての話を聞きました。
親がスマホばかりしていたらいけないなと反省したり、今は勉強に課金しない分、沢山の体験の機会を与えたいなどと思いました。
あと私立中学校に行く場合は3~4年生から結構ハードな勉強をしないと難しいのだなと実感しました。
そして、テストが終わって子ども達と会いました。
とても難しかったようで、問題を見て驚きました。模試問題のうちでも難しかった問題が3倍くらいの量出ていて、これは訓練をしていないうちの子達には大変だったろうと思いました。
小1の子どもも意気消沈して「難しかった…」と言っていました。
4,結果発表
結果が出るまで2週間ほどかかると聞いていましたが、1週間程度で「結果が出ました」と連絡がありました。
塾の先生の話を聞いてもよかったのですが、今回は結果のみをもらう事にしました。
具体的な数字は言いませんが、上の子も下の子も想像しているより偏差値が5~10くらい低かったです。
「難しかった…」と言っていたのでこんなもんだと思いました。
上の子は「このままでは大学までいくのは厳しいかも…」という点数で、中学受験は無理してしないでいいなと感じました。
もともと勉強よりも手を動かすことが好きなので、(そして賞も取ったりしているので)、そちらを伸ばすほうがいいかもしれないと考えています。
下の子はある意味妥当な結果でした。
小さいときから賢そうだという感じはありましたが、なんでも知ってる天才ではないので、それが点数に出ていました。
順調にいけば、中学受験しなくてもそれなりの進学はできるんだろうなと感じました。
それにしても、2人ともとても頑張りました。
勉強は学校でしかしていないし、テスト対策のようなこともほとんどしていない状態で、ガチ層が沢山集まる中の点数としては悪くなかったです。
5,私の気持ち
子どもが生まれてから、私は親ばか(バカ親)だったので、あの子は賢い、ギフテッドかもなどと思っていました。
発達のテストは受けてないですし、本当のところはわかりませんが、今回のテストで相対的な結果が見れてほっとしました。
我が家は教育に好きなだけ課金できるほど裕福でもないし、夫婦で仕事しているので時間的余裕があるわけでもありません。
だから、子どもにはいろんな機会を与えつつ、将来を考えてもらい、その延長線上に中学受験があれば、受験させたいと考えています。
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