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R5年度中小企業診断士 資格と勉強方法を客観的に見た結論(資格編)

資格と試験勉強を離れた所から見てみる

1月12日のR4年度2次試験合格発表も終わり、再度1次試験からのチャレンジ組に無事エントリーとなりました。

ただ、またテキストをガムシャラに読み進めても何となく同じ失敗をする気がします。

結果として落ちた今までの勉強方法ですがこのやり方を推し進めるのが良いのか軌道修正をするべきなのか、もちろん軌道修正は必須なんですがどのように軌道修正するのが良いのか?

それを自分なりに試行錯誤する為に1月中はこの資格と今までの勉強方法を思いっ切り客観視する為に、思いっ切り離れた所から見てみる事にしました。

まず資格からですが、自分の中でこの資格の位置付けやなぜ目指すのか?その動機は何なのかを箇条書きで書き出してみました。そして、それをある程度の分類に分けて纏めて考えました。

中小企業診断士と出会ったきっかけ


最初はこの資格を目指したきっかけ。
私がこの資格を目指すきっかけは15年以上前、某自動車メーカーの購買部門に居た時です。取引先さんは中小企業が多く経営者の方々と色々と話をする機会が多くありました。

主には価格低減の話が主になりますが、毎期毎期の話になってきますので事例IIIの世界での現場の改善だけでは追いつかず常に壁にぶつかっていたのでアプローチを変える必要があると考えた時に、まずは相手を知ることから始めたいと思い色々と調べている内に中小企業診断士という資格巡り合いました。

当時はTACのコースを通学で取ってましたが、簿記の知識が全く無かった為、財務会計で見事に挫折。1次試験の受験もせずに終わったのを覚えています。
そして、この後、仕事や長女の誕生などのライフイベントがあり約10年程、頭の中にはリベンジ願望がありながらも資格試験の勉強から離れる事になります。

再度、中小企業診断士を目指す思い

約10年が経過した頃、40歳を過ぎた時に少し時間的にも余裕が出るようになりました。

ただ、この時には財務会計で挫折したトラウマがあったので中小企業診断士の勉強ではなく簿記3級から勉強を開始しました。
結局、1年間程勉強して簿記2級まで取る事になります。

40歳半ば近くになって仕事も変わり、当初の、「取引先の中小企業の事を知るために勉強して、価格低減のアプローチを探りたい」と言うニーズは無くなっていました。

それでも再度、中小企業診断士を目指したいと思ったのは一つには10年以上前からこの資格を知っていたからではありますし、リベンジしたい気持ちもあります。

ただこのタイミングで再度、中小企業診断士を目指した最大の思いは、
「自分のスキルと裁量の中で長く働けるようになりたいから」でした。

会社員の方にはわかって頂けると思います、特に40歳も半ばを過ぎた方々には。

恐らく我々の時代には定年は65歳以上になる方向でしょう。

今いる会社でも再雇用で働いている先輩方は元上司も含めてたくさんいらっしゃいます。このまま行けば自分がどうなるのかは大体想像が付きます。
が、自分があの立場になるのは正直想像出来ないしなりたくない、と言うのが本音です。

65歳でも70歳迄でも働くのは構わないのですが、定年後は自分のスキルと裁量である程度自由な働き方を実現したい思いが強く、中小企業診断士の資格で叶えてみたいと思うようになりました。

これが、今でもこの資格を目指している動機です。

モチベーションを保つ努力

私は、中小企業診断士受験生界隈にもたくさんいらっしゃる独立開業志向が強い訳ではありません。
その為、独立開業を短期で目指している方々に比べると明確な目標が無いと思ってます。これは弱点です。

客観的に見ても、私のように、「将来に備えて」とか「いつかはきっと」レベルの目標ではふわっとし過ぎていて、今日、明日やるべき事の足元の行動にも繋がらない部分があると思います。

特にこれまでの経験で、2次試験なんかはテキストを読んでいるだけでは合格は難しいと思えるようになりました。

やはり、短期的な目標を持ってこの資格に取り組まれている方々は、私が思う凄い方が多い印象ですし何より瞬発力があります。
その方々にとってやるべき事が明確になっているような気がしますし、Twitterでの情報発信や関連書籍の読書量なんかも私とは異次元な気がしています。

多年度生になり、この資格に取り組む上で重要な事は色々とあるとは思いますが、大きく思える事は「テキストをガムシャラに読み進める事ではない」と言う事。
ここは初学者とは違う所だと思います。


この資格を目指す方々には色んなバックボーンを持たれた方々います。その方々と交流をする事で大きな刺激を受けて前に進む原動力になります。ただ、私の場合はそれだけでは不十分です。

自分にとってこの資格を客観視した上の結論は色々とありますが、総論としては今年はただ漫然と勉強するのでは無く、自分なりの興味と短期的な目的を持って、出来れば瞬発力も持って勉強をしないと合格は難しいと言う事。

逆に言えば、それが出来ればモチベーションを保つ事に繋がりますし、より効率的に合格に近づけるような気がしてます。


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