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敦賀三昧の旅5

閃きは突然に


パニックトンネルの後は、カオジさんの先輩が女将さんをされてるお料理屋さんの目の前にある海で採れた美味しい海鮮の数々を食べながらの歓談。

女将さんは以前敦賀で開催されたまさみちさんの講座にも参加された事があったと言うことでした。

その時は難しかったんです〜とお話ししてくれまして。その難しいと感じた理由などをまさみちさんがリーディングで代弁し「そうです、そうです!」と、腑に落とされていたようです。

最初はぎこちなさもありましたが、次第にいとーくんがオカルト好きなスピリチュアル人だっとカミングアウトしだしたり。(なんと仕事先でゴーストバスターズ的な事もやってるそうで。笑)

伊勢参拝ではカオジさんの付き添いくらいの感覚だったのが、なんだかんだリーディングをやらなきゃいけないモードになっているよねと、じわりじわりとリーディング習得をいとーくんに促すまさみちさん。

カオジさんは、敦賀界隈のスピリチュアル事情も教えてくれて、まさみちさんも私も色々と興味津々。


向かい合ういとーくんカオジさん夫婦

ホテルに送ってもらってからお風呂に入るや否やまさみちさんはバタンキューでしたが、私はほっとしたのも束の間、「まきさんまきさん!明日、自宅に入らせてもらいたい、息子さんにも会いたいって言えば良かった…でもまだちゃんと気を通せてない、明日会ってから相談するしかないよね」と、夜中に予定を変更したい旨を閃いてしまったものですから、プチパニ。

翌日朝にホテルまで迎えに来てもらって、早速「急だけど、家に行かせてもらえますか?息子さんにも会いたいです」と伝えました。

本当に急でしたがカオジさんはお母さんに連絡もしてくれて、舞鶴に行った後で良ければと、家にあげてもらうことになりました。

再会について

今回の敦賀旅、”夫の男友達”の様なカオジさんとの再会、夫婦同士の交流など、どれもがあたたかく、宝物の様な出来事ばかりでしたが、私にとって大きな変化と感じたことは『長女』である”カオジさん”との再会でした。

ご存じの様に私とカオジさんが本当の姉妹ではないですが、旅に行く前、旅の間、そして旅が終えてから、次女である私はカオジさんに『長女の姿』を投影させてもらっていたものが相当あったようです。

敦賀に私の実家はないけれど、でも実家に帰ったかのような出来事を体験し、あの時止まったままの時計が動き出した様な感覚と表現するのがしっくりきます。

その”詰まり”や”澱み”みたいなものが一気に解放にされたものですから。2日目の舞鶴のレストランでダムが決壊した様に涙腺が崩壊してから以降の私は、様々な場面で心に触れ、溶かされ、涙を流すこととなりました。

閃きがこんなことになってしまうとは!


舞鶴への観光から敦賀に戻る高速道路でカオジさんが助手席に乗っている時、パニック発作と痙攣が起きて意識は朦朧と、大変な状態になってしまいました。

旦那さんいとーくんが、まさみちさんに指導されながら運転しながら必死になってカオジさんに覆われている想念を払っていく中でも(ルームミラーに映るいとーくんの真剣な表情はいついつまでも私の心に焼きついている事でしょう)、私は後部座席でカオジさんの腕に触れながら解放へと促すのですが伝わるものや流れてくるもので時折り激しく、そしてシクシクと泣けて来るのです。

舞鶴から敦賀のカオジさんの自宅までの1時間半程、そして自宅の駐車場についてからも覆われてるものや想念を取り払う作業は続き、最後に残ったものをまさみちさんが払い、カオジさんの症状がようやく落ち着きました。

私たちはその日、茨城へ帰らなければいけなかったので、列車の時間などタイムリミットがありましたから今回はエステは断念。

ほんの数十分ですが、無事に自宅に上がらせてもらいまさみちさんは息子さんとも話す機会が持てて、この春から寮生活を送る息子さんとカオジさんといとーくんの家族の絆セッション(タイトルは今付けました)なるものをお届けしました。


親子の絆セッション中に分かったことですが、車移動中のカオジさんのパニック発作はカオジさん夫婦の息子さんが閉ざされている世界に入り込んでいたから、繋がり合うみんなで力を合わせ救い出しにいってたのですが、その深い悲しみや不信感や怒りなど、どれもが自分のものでもある様にも思いましたし、その時出来る最大限のことをみんながやり、奇跡のようにみんなでみんなを救い出した。そんな感覚になりました。

家族の絆セッションがまさかの数十分という短い時間で終わられられて予定通り敦賀駅まで無事に送ってもらえたのも、車移動中のカオジさんのパニックをいとーくんのリーディングで癒していたからだとわかりました。
何よりカオジさんが「これからパニックの時やしんどくなったとき、いとーくんに助けてもらえる」と、もう一人で全部抱える必要がなくなったことを本当に喜んでもらえました。

敦賀駅で、カオジさんにまたいつでも帰っておいでと言ってもらえて、久々に自分からハグをしにいきました。また泣いてました、私。

まさみちさんにはいとーくんがガンダムのオモチャを、そして敦賀の山の美味しいお水で作られた瑞々しいお米を急いで用意して持たせてくれました。

まさみちさんにいただいたガンダムには、我が家を見通せるいい場所を用意しましたよ!(キッチン→熟知者)

司令塔と蛙



距離


以前にも書きましたが、まさみちさんと共に最後に敦賀を訪れたのが5年前。カオジさんと再会するまでの5年間という年月や、福井と茨城という遠く離れた距離も心の距離と同じだったと仮定するならば、そして過去世などの追体験も含めてこの距離が出来ていたとするならば。

何層にも重なる厚い厚い壁を両側から溶かし、取り除いて、ようやく辿り着いた感もありました。それは5年という年月の結び目だけでないことは想像していただけるかと思います。

そして私自身にとってもう一つ重要な事を後から思い出したのですが、その出来事が起きた2015年頃に始めた”自分に還る旅”や”自分を知る旅”がようやく終えた感といいましょうか、ようやくゴールが見えたとでもいいましょうか。そんな風にも思えた旅なのでした。

公なので詳しくは書きませんが、私自身次女であり、3人姉弟の真ん中ですので、弟からすると私は“姉”でもあるのですが、ぶっちゃけ長女や長男に比べるとあまり家には必要とされていないポジションにいるので、ある意味どこにでも行ける=身動き取れる=期待されていない、あまり必要とされていない側の「姉」であり「妹」だったりします。

だからこそ小さい頃から色んなところに出向いたりもでき、上京して音楽活動をしたり、海外の放浪なども出来たりしたのかなと。

しかし、長女であるカオジさんと再会して

・母から任された長女に課される重責
・長女故の孤高さ
・長女が守らなければならない家族の団らん
・長女にしか分からない恐怖
・長女故の要石の様な役割
・人を頼ってはいけない
 (頼りたくなるような存在がいない孤独)
・最後は自分で決めなければいけない

などなど。

今回一緒に過ごした中で、『長女』が強くなるしかなかったものを体感で分からせてもらえた様にも思えました。(もちろんほんの一部だとは理解しています)


姉妹って母親の分離した心だとは気づきとして持っていましたが、自身と重なる部分もあれば、やはり全く違う境遇や価値観だと感じたり。

違うから助け合うこともできれば、相手のことが全く理解できないと距離を取るしかなくなることも多かったのだとも。

『時が解決してくれる…』なんて言葉もよく聞きますが、『そんなことあるかい!』ってツッコミたくなりますし、やはり各々がブロックを外したりカルマを終わらせて、相手に共感していくこと以外に手立てがないのだなとも。


力になりたい

そんな思いが自分にあったことを思い出しました。


頼っていたよ

そうでした、伊勢神宮の時も『手を繋いでくれる?』
と呼びかけてくれました。


その当時はうまくいってないように思えることも、分かってないくせにと怒らせてしまったことも、色々な出来事の答え合わせが始まり、全部が愛だったねと優しい世界に変わっていく。

私の場合、プライベートな時間はまさみちさん以外ほぼほぼ関わる人がいないのですが、まさみちさんのカウンセリングを受けられるクライアントさんとクライアントさんのご家族の仲違いしていたところから融合していく姿を見ることで、自分自身もこんな感じで色々な誤解などもやがて解決していくのだろうなという『擬似体験』的なものが全てと言っても過言ではなかったのです。

しかしついに私自身の世界にも限りなくリアルに近い様な感覚で、「姉」(の様な存在)との心の隔たりや距離がなくなる、打ち解け合うような体験をさせてもらえて、明日が来る事や夜明けの訪れが楽しみになったのでした。

色々と端折った部分もありますが、気になる方がいましたら会った時にでも聞いてください。未だ気づきの中にありますので、その変化などもお伝えできるかなとも思います。


最後に


カオジさん、いとーくん、お二人の役に立つ気満々で伺いましたが、逆にたくさんのお話しを聞いてもらうことになってて、甘えさせてもらって、頼らせてもらえて本当に嬉しかったです。

自身のことも包み隠さずぶっちゃけてくれるお二人だから「かなりイレギュラーな私たちのこと、話していいんだ」って思えました。

「言わなきゃ良かったかも」と後から思うことってよくあったんですが、話させてもらって、ここまで楽になるんだって本当に驚きでした。愛ですね!

次行く時はエステも必須ですね、マスク時代も終わりましたしね。顔キュッなりたいです。また行きますね!!


最後の最後に


自分のこと、まさみちさんのこと、カオジさんファミリーのことをどこまで書いていいか、問答しながらの旅の報告でした。

こうやってあっちらこっちら飛びながらもなんとか書き終えられたのは、読んでくれるみなさんの愛もたっくさん受け取ることができたからだと思います。

時には有料という形でお金をいただいた上に、みなさまには毒吐きまでも受け止めてもらいました。

みんな ネ申すぎっ!って一応つっこんでおきます。

みんなの愛に包まれていました。


最後までご覧いただきありがとうございました!







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