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困難を乗り越えるのに一番必要なことは、恐れや執着に気づくことかもしれない

人生には常に大なり小なり困難がついてまわる。
ただ、確実に歳を重ねるにつれてその時に困難と感じることが少なくなってきているように感じる。

幼少期はただ時が過ぎるのを待つことが唯一できることだった。強いていうならば、大人の顔色を常に注意深く伺うことが身を守る術だった。

小学生で転校を重ねていたときは、いかに既にあるコミュニティの輪に異物感を持たれないように入っていけるか常に距離感を測るようになっていった。

中学受験や部活•サークルに没頭しているときは、理想の自分になると言い聞かせて無我夢中で目の前のことに向き合っていた。

社会人になってから30代前半までは、置かれた環境で全力で自分にできることをやり遂げるために、それ以外のことはあまり考えていなかったように思う。

こう振り返ると大人になるにつれ外から内に視点が移ってきたのと、思い出したのは一貫して「別に死ぬわけじゃないから」と「大丈夫」と常に言い聞かせていたこと。

昨年読んだ『さとりをひらいた犬(刀根健 著)』では、インナージャーニーと共に、魂は死ぬことはない、所謂 "Oneness" の概念が物語として書かれていたが、確かに突き詰めれば死に対する恐怖とそこへの執着を手放したとき、困難はなくなるのかもしれない。

自分の内側と繋がり、恐れや執着に気づき、自ら癒すこと。
毎日の瞑想の中で行なっているこの一連が、困難を困難と感じさせなくしているのかもしれない。


あなたが、困難な時期を乗り切るのに役立っているものは何ですか?


「困難な時期を乗り切るのに役立っているものは何ですか?」(4/52)


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