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理想の「在り方」とは

自らを説明するとき、一口に言ってもいろんな切り口がある。
属性や肩書きなど、初対面の人に外略を示すためのものもパッと浮かぶし、相手に共通点を見出してもらうための趣味趣向なども一つ。

ただなんとなく、自分のより深いところを開示するには、今の自分がこう在りたいなと大切にしている3つを場に置いてみのも良い気がする。

ところで、昨日は目覚めてふと窓の外を見ると、雲海が広がっていた。

Sunshine Bay, Queenstown

日本で何度も見たいと願ったそれを、なんの心積りもなかったニュージーランドで目にできるとは。とても美しい朝だった。
毎日ちょっと出かけようと外に出るたびに絶景で、何度同じバスに乗っても車窓からの景色に心奪われて。本当にクイーンズタウンに来ることを選択してよかったと思う。

此処を選んだのは、自然が豊かなところに身を置きたかったから。人よりも羊の方が多いと言われるニュージーランドに行ってみたかったし、都会よりも田舎が良くて南島を選んだ。
普段は東京に住みながらも定期的に自然に足が向いて、日本でもエリア一帯が国立公園になっている長野の乗鞍に一人で10日間滞在したこともあったり、47都道府県各地のいろんな自然の景色を好んで見てきた。
思えば、幼少期は九十九里の祖母の家によく預けられていたのだが、毎日祖父と一緒に飼い犬を連れて、波の音を聞きながら延々と続く海岸を散歩していた。大学時代にはスキーサークルに入り、毎年飽きもせず1ヶ月近く雪山に篭って、就活そっちのけで只々真っ白な世界を夢中で滑走していた。きっとこの先も変わらず、心安らぐ記憶はすべて自然を背景にしている気がする。

さて、そんな私が大切にしたい在り方を3つ

穏やかであること

元々気性は穏やかな方だけれど、瞑想を日課にすることで、一層揺らぎが少なくなった。常にパワフルでエネルギッシュな人も魅力的だなと思う一方、私はおそらくエネルギーの絶対量が少ないタイプの人間なので、余計な放電を防ぐことで「やりたいこと」「やるべきこと」に注力できる状態を整えることが結構重要だったりする。
本来の自分を生きることを見失わないように。

感覚を大切にすること

心身ともに健やかであることが人の営みの大前提な中で、その大事な指標となるのが感覚。人が壊れていくときは、自分の感覚に蓋をしている状況が多いように思う。私自身も日々目の前のタスクに追われて感性を置いてけぼりにし続けた結果、心身を傷めたこともある。自分を心地良い状態で生かすために、自身の感覚を何より大切に感じ取れるように常に整えたい。

美しくあること

表面的な美しさも望めばキリがないけれど、それ以上に、満たされていることで滲み出る状態の美しさであったり、美しいものを繊細に感じ取れる澄んだ心であったり、自らの美徳に反することをしないといった在り様の美しい人を目指したい。ありがたいことに私の身近にはそんな美しく素敵だなと憧れる人が3人いるので、その姿を追いつつしなやかな歳の重ね方をしたい。


改めて言葉にするのに良い機会をもらえた問い。


あなたを3つの言葉で説明するとしたら?


「自分を3つの言葉で説明すると?」(3/52)

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