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コロナ禍の今、引退の噂も出ない三浦知良という選手の偉大さ。

著者:クレ(@analyze_foot)

一言で表すと

「凄い。どこからそんな情熱が湧いてくるのだろう。」

あまりの凄さについ二言になってしまったことは許して欲しい。

それだけ途轍も無いことである。53歳だなんてとても信じられない。

正直に話すと、僕はキングカズの凄さを知らない。

誰かから話を聞くことはあれど、サッカーを本格的に観始めたのが2009年からの僕にとって凄かった、と話を聞く選手の1人に過ぎなかった。

周りがキングカズと呼んでいるから、そう認識していただけで心の底からキングカズだと思っていたことはなかったかもしれない。

日頃からストイックに真摯にトレーニングに励んでいることは何度も記事で見たことはある、という程度だった。

話は変わるが、僕は最近「2K20」というバスケットボールのゲームにハマっている。

試合の演出の仕方、スリーポイントシュートの爽快感や派手なダンク。
冬場の体育の授業で突き指したことが原因でバスケが好きじゃなかったことももう遠い昔の話である。

そんなバスケットボールの世界では、つい先日に日本バスケのレジェンドで折茂武彦選手の引退が発表された。49歳、プロ生活は27年間という壮大なキャリアだった。

その引退会見で話されていた言葉で特に印象的だったのが

「(今季途中で)中断したときに『これで自分は本当に引退なんだ』と27年間、背負ってきた荷物を降ろしてしまった。それはあまりにも重すぎて、もう持ち上がらなかった

もちろん今シーズン限りで引退を表明してシーズンに臨んでいたという状況の違いもある。

しかし、いつ引退してもおかしく無い年齢な上にこのような状況下ではいつ気持ちが切れてもおかしく無い

そんな中でも引退の噂すら出ず、いつ再開するか分からない中今もトレーニングに励んでいるのかと思うと尊敬してもしきれないくらいである。

その瞬間、僕の中でも三浦知良はキングカズになった。

キングカズ、Jリーグが再開したら要注目の選手の1人だ。

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