【2998】クリアル 2022年4月IPOまとめ

注目度:★★★★
事業:オンライン不動産市場運営
時価総額:66億円
株価:1,306円(2022/5/2)
PER:42.5倍
ROE:8.4%(前期)
配当利回り:0.0%
売上5年平均成長率:-%
営業利益5年平均成長率:-%

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当社は、個人が1万円から始められる不動産クラウドファンディング「クリアル」を運営しています。

2022年4月に東証グロース市場に新規上場しました。

不動産クラウドファンディング市場は年成長率68%と非常に速いスピードで成長しています。

日本では4年で85億円から850億円と10倍に成長し、2026年には1.5兆円まで拡大することが見込まれています。

また、世界では2026年に42兆円まで拡大すると予想されています。

世界では個人投資家だけではなく、機関投資家も不動産クラウドファンディング市場に参加しています。

その中で、当社は2018年からサービスを開始し、直近では資産運用残高128億円となり、3年連続で業界No.1になりました。

他にも当社は機関投資家向けの資産運用サービス、個人富裕層向けに1000万円からの不動産運用サービスを提供しています。

個人富裕層向けのサービスは投資先が一棟レジデンス、ホテル、保育園など、運用利回り3〜8%、運用期間4ヶ月〜2年など、多様な投資先を揃えています。

このような取組により、売上、利益とも順調に伸びています。

特にスタートアップでありながら、しっかり黒字化を達成しているのが特徴です。

当社の取り扱う投資先は不動産ファンド出身者が情報を収集して決定しています。

また、ユーザーインターフェイスに優れたサイトはグッドデザイン賞を受賞しました。

今後はテレビCMも含めてマーケティングを行い、業界の速い成長に合わせて、一気に面を取ることを検討しています。

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