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悲しみよこんにちは

タイトルの『悲しみよこんにちは』

こちら
斉藤由貴さんの歌う

高橋留美子原作

めぞん一刻のOPテーマなんですが

私、ルーミック作品だとダントツめぞん一刻派でして
音無響子さんが永遠のヒロインなんですよ

それに関連して
めぞん一刻は心理描写がめちゃくちゃ秀逸でして

まず関係性として五代くんは
響子さんを好いとーよ、なわけですよ
で、響子さんはそれをわかってるんですね

その上で、五代くんはこずえちゃんというガールフレンドがいるというナンパぶり
響子さんも『なんなんこいつ』な訳です

で、そのこずえちゃんがまた曲者で
天然のゆるふわガールなんですよ

それが原因で響子さんを巻き込んだ失踪騒動(だったかな)があるのですが

私が度肝抜かれたのがですね
その騒動の最中
五代くんと響子さんが電車の中でする会話にあるんです

こずえちゃんと流されて付き合ってる五代くんは
騒動に対してこずえちゃんの事をそんなに理解していないことが浮き彫りになるのですが

それに対して響子さんが
『たまには会ってたんでしょ?最近の梢ちゃんはどうだったの?』

みたいに聞くんです。

それに対して五代くんは
『そりゃ会ってましたけど、今回の件に関してはどうでしょう…』

みたいに、わかってない感じで答えるんです。

ここまでは梢ちゃん大捜査線だから自然な会話じゃないですか。
それに対して響子さんが一拍置いてですね、心の中でこう思うわけです。

『たまに会ってるんだ…』

凄すぎる!

響子さんの嫌なところ
全部でてる!

と私はなったわけです。

そんなんも含めてめぞん一刻好きだなぁーと思いつつ
今高橋留美子作品に熱を上げて語るべくは
どう考えても
アニメ化で盛り上がってる『うる星やつら』だろという

でもちょっと待ってください。

そうしたらタイトルが『ラムのラブソング』ならぬ
『王子のラブレター』になるかもしれない訳で

それだとあまりに今回の件と乖離するやもと思いますし

そんなタイトルはBTSやストプリさんしか許されないのではと
思うんですよね。

王子自体どうなんだって話ですが

フェーズ1:帝王切開

先日
私のNFTのオークション

こちらがbidが入らず終了しました。

オークション失敗ですね。

https://youtu.be/dN64bJ_GKYE

↑元ネタの楽曲

NFT COLORさんのキャラクター選考で優秀賞いただいたキャラクターで
結構良いイラストだと思ったんですが
ダメでしたね。

ちなみにここだけの話
京都で展示していただけるみたいですよ!

まぁそれは置いておいて

オークションの失敗
これが実に一年ぶりでして
私がNFTを始めた頃一週間のオークションの失敗以来のことでございます。

※当時の心境を語った記事↓
https://note.com/analogozi/n/nc06539dc0941

ただ、あの頃と違うのは
私はNFTではもう見つかってるということ

頭よぎるんですね
『オワコン』の四文字

実は8月に入って
明らかにコレクションの勢いが落ちてることに気付いていて
遂に来たか…

終了時間が近づくにつれ
ツイートしようかなぁと思ったんですが

ただ私思ったんです。

一度、転んじゃった方がいいかな

フェーズ2:ルサンチマン

当たり前のことなんだけども

当たり前じゃないんですよね。

お金を出させるって
当たり前じゃないんです。

今のAIが溢れてきたアートシーンに対しても

この苦しみや痛みも
なんだったら絵を描くという行為そのもが
私はアートだと
アートであるべきだと
思ってるわけで

私は
わかる人がわかればなんて思わないし
見たものに
わからせなきゃいけない
そして自分がそれができると

そう信じています。

だから一枚に全力で仕掛けを打てると

それが

自分が賽の目を振って
出た目が自分と思わぬ形で出たとて

それに付随する痛みを受け止められないのは

私の理念に反する

私のアートではない

と判断しました。

無論、アルゴリズム、タイミング、マーケティング

言えることはたくさんあります。
それを選択した方は存分にそれを主張すればいいかと思います。
全く言い訳だと思いません。
選択したことの違いですから。

ただ私の

NFTアートのそれこそ『アート』部分の選択は

『作品力こそ最優先されるべきこと』

そういう思いで今まで活動してきましたので
届かないことは
実力不足だと受け入れるべきだと思いました。

傷を負うこと
傷を晒すことも

活動の一部

だから失敗を失敗と晒すことにした訳です。

フェーズ3:透明人間

正直に申します。

自分のあらゆることが嫌になりましたね。
自分の作品に対しても
周囲に対しても
これからの不安も

それに

すごく仲良くしてくれているバルラビのYUOさん

同時期にオークション開催されていて
彼女は初のオークションだったみたいで大成功されており
めちゃくちゃ愛されてるのが

本当に
なんていうか

どーなつさんとかもそうだけど

普段は仲良いと思ってても

自分なんかがそばにいないほうがいいよね
みたいに思えちゃうんですよね。

ライバルっつったら聞こえはいいけど
…最低ですよね。
せっかく支持してくれてる人の
しかも自分が一番仲良くしてると思って人たちの成功も祝えなくなるなんてね。

本人には言えなかったけど
ここ数ヶ月はすごく遠い存在に思えて
みんなは頑張っててそうなってるだけなのに

本当に優しくて、こだわりを持って作品制作されてる
コレクションに対しても真摯な素敵な方々なので
だからみなさん、まだYUOさんやどーなつさん知らないよーって方は
是非、応援してくださいね。

で、重複しますが

私ほら
特段仲良い人そんな多くないじゃないですか!笑

名前が出るラインナップが本当に変わらないというか

こういう時
ものすごく孤独を感じて
それでも一人で乗り切ってやる!みたいになっちゃうんですよね。

振り返ればそれでよかったと思えることも多いんですが、如何せん乗り越えるのがね
本当ここ数ヶ月

これからのことに対して

まともに眠れず…みたいな

怖くて

自分が透明人間になったみたいな感覚でしたね。

フェーズ4:イカロスが目指した地下の太陽

今、note書いてますが
正直何か
霧は晴れたかと言われれば
まだ全然なんです。

作品を出品するのはいつも
苦しいし怖いです。

それでも

振り返れば

受け入れられないことが
こんなにも苦しいと
心が抉られる自分でよかったと思います。

心が抉られる時

救いを求める先が何よりも創作だった自分でよかったと思います。

こんなことを繰り返してまた新しい自分とか仲間に出会えるのかなと思います。

そして
あのyu-ki先生

失礼かもですが
こういう悩みとは無縁だと思いましたが

私と同じことで悩んでいて、刺さった

と言ってくださり

やっぱり
傷を晒すこと
それでも前に進むことで誰かの糧になると思えます。

私の作品は傷付くチャレンジャーに向けた作品も多いです。

この間に描いた作品も概ねそういうものですね。


NFT200作品突破記念イラスト


定番のCreepy nuts再解釈ネタ

かつて天才だった俺たちへは
ここ最近の作品じゃ群を抜いて反応がありますね。

状況とリンクしてるってのもあるのでしょうか。

確かに色んなことを理解した挙句、色んな事を諦めたけど

何にだって成れたAnother way
まだ諦めちゃいない

今も戦ってるんですよね。

時の無知や無鉄砲さも
突き抜ければ天才だったかもですね。

無傷のままじゃいられない
変わり続ける多面体
その物差しじゃ測れない
測らせる気もない

もちろん全てではないですが

とりあえずアクション
傷つくのなんてデフォルト
洗礼を受けた時に考えても遅くないって事ですよね。

ナルシズムかもですが
こういう作品をつまづいた時
描いたり
見返すと本当に救われるなぁと思います。

私にとって作品のメッセージって
もちろん世の中へ不平不満もそれは素晴らしいんだけど

自分と同じことで悩んでいる人は絶対いるんですよ。
そういう人に一人じゃないよって
俺もそうだよって言ってあげるのがメッセージだと思っていて
それが普遍性だと思うんです。

だから自分の内面を描くことで可視化することに意味があるとおもうんです。

言わば自分を救うためのものが誰かの救いになる
私が誰かの作品に触れた時
私がそうしてもらったように
私もそうであったら素敵だなって思います。

そういうつもりでこれからもペンを持っていけたら
多分幸せだなって思いますよね。

まぁ、これだとまるで王子に宛てた
王子のラブレターになっちゃってるんですけどね。

結論として
うる星やつらはBLって事ですね。

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