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【パリ旅行備忘録】「カタコンブ・ド・パリ」

2018年刀剣乱舞ミュージカルのパリ公演に行った際
「パリでちょっと変わった観光地に行きたい!」と道中と宿以外友人と別れ単独観光した際に寄った場所の一つ「カタコンプ・ド・パリ」
600万体の無縁仏が葬られたパリ最大の地下墓地である。
詳しいことはググればいくらでも出てくるので、この記事には私が撮った写真と現地の感想を覚えてるうちに綴ろうと思う

■いざ地下墓地へ

墓地はルーブル美術館から少し南へ行ったダンフェール=ロシュロー駅を出て目の前にある。凄い行列が出来てるのでとてもわかりやすい。

カタコンプ・ド・パリはアジア人以外(なんで)には大人気スポットなので優先入場チケットがないと3.4時間ほど並ぶことになる。
受付で事前に購入した優先チケットを渡し、パスポートを見せ、音声ガイドを受け取っていざ墓地へ。
やたら狭い螺旋階段を大江戸線の六本木駅ぐらい下る。深い。

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階段を下りると次は長く細い洞窟のような場所を歩く、ドラクエのダンジョンみたいだなって思った。
空気はヒンヤリとしてるけどそんなに寒くはない

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外がすごい行列だったので中もさぞかし…と思いきや、想像より全然人が少なくて快適だった。
いろんなお客さんとすれ違ったけどアジア人や女性1人客が1組もいないのがとても印象的。

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見渡す限りのめっちゃ骨。
みてのとおりすごく丁寧に積まれている。
びっくりしたのは骨と通路の間には隔たるものはなにもなく、
うっかりよろけたりしたら直接骨に触れてしまうこと。
実際前を歩いていた白人のお兄ちゃんは不注意でリュックがぶつかっていた

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ひたすらこんな感じの道が続く。
景色に変化はあまりないっちゃないんだけど、この骨一体一体がかつて生きていて色んな人生を送っていたのかと思うとなんだか不思議な気持ちになってくる。実際600万体の遺体に囲まれながら歩く状況なんてそうそう無いしなあ…。遺体に囲まれてはいたけどあまり嫌な感じはしなかったです。
京都の鞍馬寺の「髪壺堂」と似たような空気だなあと思った思い出。

■行き方

行き方やチケットの買い方はこちらのブログを参考にさせていただきました
https://koarikui.com/europe/paris/catacombes#i-6

ちなみに私が優先チケット購入した当時は34ユーロでした
(オーディオガイド付き/英語とフランス語のみ)

また普通に国外遊びに行けるようになったら次は友達と行きたいなあ


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