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今の愛車は、シトロエン C3

 2000年に、当時乗っていた3000ccのクルマが盗難に遭いました。以降、二度と同じ目に合わないよう、イモビライザー等の盗難防止装置が標準で装備されている輸入車を愛車としてきました。

はじめての輸入車

 はじめての輸入車は、フォルクスワーゲン・ゴルフでした。元々クルマには興味がありましたが、輸入車のことは分かりません。そこで、ディーラーのクルマ好きで親切な担当者の助言を聞いて購入したのが、GOLF ⅣのGTIでした。当時の国産車とは違い、しっかりとした基本性能に驚きました。カーブでもロールがきちんと抑えられた乗り心地に、ドイツ車の底力を感じました。また、イモビライザーに加え、標準仕様でも十分な機能が装備されていること。特に、GTIのタイヤは、標準でBBSのアルミホイールと速度記号Z(240km)のミシュランタイヤがついていたことに驚き、輸入車はむしろお買い得な感じがしました。また、国産車にはない、ちょっとオシャレな感じや人とは違ったクルマに乗っている満足感も手伝って、以降輸入車を乗り継ぐことになりました。

乗り継いだクルマたち

 ゴルフⅤ ヴァリアント

 GTIの次は、同じGOLFのヴァリアントに乗りました。ワゴンタイプが欲しかったわけではなく、当時出始めたDSG(デュアルクラッチ・トランスミッション)と2.0リットルのTSIエンジン車に乗りたかったからです。
 最速のGTIと同じエンジンを積んでいたので、十分なトルク・馬力があり、出足は鋭くDSGとパドルシフトで、ワゴンタイプながらスポーティーな走りを楽しみました。

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 アルファロメオ159

 次は、イタリア車に乗ることになります。家族がFiat500(チンクエチェント)を購入したときに店頭に置いてあった、アルファロメオ159に一目惚れです。前々からアルファロメオの存在は知っていて、156はとてもカッコいいなとも思っていましたが、まさか自分が買うことになろうとは想像していませんでした。もう新車販売が終わり中古しかなかったので、いくつかの店を回って状態のよい黒色を選びました。こちらは、シングルクラッチでかなりクセのあるクルマでした。また、高回転域まで回さないとトルクが発生しなかったので、初めは戸惑いがありましたが、慣れてくるとそれも面白みに変わっていきました。とにかく、カッコよかった159でした。

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 シトロエンC3

 定期購読しているクルマの月刊誌「AHEAD」に唯一好きな評論家の岡崎五郎氏が執筆する「クルマでいきたい」という車評コーナーがあります。輸入車が多く登場してくるので、私にとってはとても楽しいコーナーです。読んでいると「いいなあ」と思うクルマが時々あります。シトロエンC3もそのうちの一台でした。

 3年前の年末、車庫の地面に油染みを発見しました。ちょうど159が停まっているフロントの部分だったので、「あれ!」と思いディーラーに行ってみるとパイプからの油漏れとわかりました。修理代金を聞いてビックリ!数十万円もかかるとのこと。そこで、159を下取りに出して次のクルマを買うことに。(嬉)  
 車好きにとって、クルマ選びほど楽しいものはありません。あれやこれや悩んでいる時が、実は一番楽しい時です。VOLVO も良くなってきた頃でしたが、ちょっと高い。プジョー308や3008も良かったけれど・・。
 そんな時、プジョーの系列販売店でシトロエンC3が目に入り、岡崎氏の文章も頭をよぎったので、C3に決めました。

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質の高いクルマ

 国産コンパクトカーと価格がそれほど変わらないC3ですが、さすがフランス車です。乗り心地は良く、1200ccですが、エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得したエンジンは、小気味よくクルマを走らせます。内装もシンプルですが、センスの良い仕上げです。また、必要な装備はほとんど標準で付いているので、割安感もあり、非常に質の高いクルマに仕上がっています。私には国産コンパクトカーを買う理由が見つかりません。ヨーロッパ車の品質の高さを再認識しました。

 これから乗り継げるクルマは、もう多くありません。次は、スポーツカーにでもしましょうか!

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