遠征と携行食。

舞台遠征は大体月1、ライブ参戦等で数日間を車移動及び車中泊で過ごすにあたり、避けられない問題の一つに食事管理があります。ウィダーインゼリーやカロリーメイトで過ごすには享受する脳内処理情報量が多すぎるし何でか二幕のドシリアスなシーンに限って盛大に腹が鳴くのがオタクの食生活です。

私は生の野菜や果物を丸かじりして平らげられるタイプの田舎民なのですが、特に夏場はキュウリとかトマトとか車内放置するには勇気がいる食材も食べます。冬はとりあえずリンゴを持って歩けばいいと思ってます。すごい冷えててトイレ近くなるけど。キュウリは二つ折りにすれば運転中でもくわえていられるので夏場の遠征のマストアイテムなのですが、食材というのは大概、灼熱の車内に放置プレイすると傷みます。ダッシュボードの上にコンビニのおにぎりを置いて運転していたら、腐りはしないまでも予想だにホッカホカになっていて具だけ落としました。ホットドッグのウインナーが滑り落ちて以来の衝撃だったな...。

長距離運転していると、休憩のタイミングを見失ってハンガーノック(低血糖症的なやべえやつ)に陥る事があるので、運転中にもちょこちょこ食べるようになりました。

片手運転が怖いので運転中は赤信号の待ち時間に飲食するようにしています。割と手が小さいせいか、食べている最中に具がバラけたりすると手の中で拾えずにはみ出たお米をこぼしがちなので、同じラップを巻いた状態ならおにぎりよりホットドッグのほうが食べやすいです。私の周りでは高速道路で赤飯おにぎりをガツガツ食うやつもいれば、手づかみでお寿司とか平気で食べるようなのもいるので個人差はあると思います。私は余り手を汚したくないので最近はシリアルとかグラノーラを携行ボトルに入れて口にざらっと流し込んだりもしています。

現場が舞台かライブかにも寄りますが、大抵持って歩くのは野菜ジュースと主食のおにぎりとインゼリー、ペットボトルのお茶とアメとかチョコのおやつです。待ち時間が長いとそこにリンゴとかキュウリ、鉄分ヨーグルト飲料が加わります。おやつは配れるし、防災も兼ねているので食糧は余分に持って歩くようにしています。というのも、以前吹雪の影響で夜行バスが立ち往生した時に乗客が苛立ち始める中、手持ちのお菓子で空腹を満たして負の感情を乗り切った事があるので、バッグには何かしら備えるようにしています。

あの時の友人お手製ガトーショコラは本当に沁みました。

車中泊をするまではホテルでの食事用にカップ麺とかスティック紅茶類もよく持ち歩いていました。地方遠征だとバイキング形式の朝食つきのビジネスホテルをよく利用していたのですが、夜中に食べる物はとにかくさっと食べて寝られるものという感じで、熱湯の有無で食事のバリエーションが増えるので、冬場はコンビニでサラダ買ってカップ麺に突っ込んだりしてたなぁ。夜行バスが早朝に着くので朝食はマックかミスド、鈍行の始発待ちはファミレスにお世話になってました。(ここ数年マック食べてないな...)

車内でごはん炊いてる今でも、真夜中のジャンクフードはテンションがハイになりますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?