バルクサイクルASS Tier

Tier1
高い筋肥大効果に加え制御しやすい副作用を持つもの。
サイクルを組む際に真っ先に候補に挙がるもの。

・テストステロン
アナボリックパワー、安全性共にトップクラスである。加えて値段も安い。
副作用である女性化も十分量のアロマシン、レトロゾールのどちらかを服用すれば確実に制御可能である。
他の全てのステロイドとスタック相性が良く、またその優秀さから初心者、上級者問わず全ての層に用いられる。

・トレンボロン
極めて強いアナボリックパワーを持つ。
副作用として腎臓への負担、プロラクチン活性を持つが前者は水を大目に飲むこと、後者はカベルゴリンで対応可能で、副作用が制御しやすい部類では最も強力なドラッグである。
中級者以上でテストステロンとスタックして多様される。

・ボルデノン
テストステロンと同じくハイアナボリック、安全性、ローコストと扱いやすい強力なステロイドである。
体内で女性ホルモンに変換されるが、こちらもアロマシンまたはレトロゾールで容易に対処可能である。
テストステロンと併用くる場合は自動に上記ケア剤は導入される為、追加のケア剤は不要となる。
オリジナルな効果として食欲増進がある。
本効果はバルクアップの武器となり、トレンボロンのプロラクチン作用によるメンタル面から来るトレーニングへの支障が気になるユーザーはトレンボロンよりこちらが最適解となる。

・ダイアナボル
主に経口剤として使用される。
副作用はテストステロン、ボルデノンと同じく、女性ホルモンへの変換による女性化である。
これはサイクルに既にテストステロンが採用されており、ケア剤としてアロマシンまたはレトロゾールが用いられているなら追加のケアは不要となる。
ガチ勢の主な使い方として、注射剤メインのサイクルで注射したステロイドの血中濃度が充分に上がりきるまでのキックスタートとして採用される。
肝毒性を持つが、程度がはそこまで強くなく、キックスターターとして一時的に使うならこちらは気にしなくてもよい。

Tier2
筋肥大効果は申し分ないが副作用の対処に若干の難があるもの。
単純なアナボリック作用ならTiar1を上回るものも多い。

・メチルトリエノロン
最強のアナボリックパワーを持つ。
使用感としてはトレンボロンと似ており、筋肉分解作用を持つホルモンである、糖質コルチコイドに対して拮抗作用を持つ。
これらにより高度な筋肥大作用と筋分解抑制作用を持つ。
スペックは申し分ないが、作用時間が比較的短く、最高度の肝毒性を持つことからTier2とした。

・M1T
アナボリックパワーは最強のメチルトリエノロンに匹敵し、トレンボロンとほぼ同等である。
副作用として、プロラクチン分泌がある為、カベルゴリンを要すること、肝毒性を持つこと、作用時間が短いことからこのランクとした。

・オキシメトロン
アナボリックステロイド中トップクラスの筋肥大作用に加え、筋力上昇作用を合わせ持つ。
やや強めの肝毒性、本薬自体が女性ホルモンとしての作用を持ち、プロビロン、エピスタン、ラロフェキシンでないと防御不能な女性作用を持つことからこのランクインとした。
このドラッグはスタック相手にも恵まれており、先述のトレンボロン、メチルトリエノロン、M1Tとも相性が良い。
スタックによりTier1クラスのパフォーマンスを発揮する。

・ナンドロロン
毒性が無く、筋肥大作用を充分に持つ優秀なステロイドである。
ステロイドを始めて使うユーザーにもおススメ出来るドラッグだが、同じくハイアナボリック、ローリスク枠をであるTiar1のボルデノンと枠を争うこと、テストステロンの1/10ほどだが女性ホルモンに変換され、かつプロラクチン活性等の副作用を持つことでボルデノンより一段下の本Tierとした。

・エピスタン
マイナー枠ではあるが、確かな実力のあるステロイドである。
オキシメトロンとほぼ同等の肝毒性もつ。
本来ステロイドは女性ホルモンに変換される、プロラクチン分泌によりプロゲステロン作用を呈す、などで女性ホルモン作用も発現してしまうのだが、本薬自体が女性ホルモン拮抗薬としての作用を持ち、オキシメトロンや女性ホルモンに変換されるステロイドのケアとして機能する。(勿論プロラクチン分泌も無い)
このようなアンチエストロゲン作用の内蔵に加え、アナボリック作用もTier1に匹敵する実力である。
作用時間が短いのが難点ではあるが、充分にTier1クラスの性能を持つ。

Tiar3
バルクサイクルに用いるにはアナボリックパワーに不足を感じる、副作用に難がある等、Tier1、2加えてバルクアップに於いて劣るもの。
カッティングサイクルで本領を発揮するドラッグが多い。

・ハロテスチン
・スタノゾロール
・マステロン
これらの製剤が真価を発揮するのはカッティングサイクルである。
この三剤はアンチエストロゲン作用により質感をあげる効果がある為、減量末期に用い、ドライな仕上がりの演出に使用する。

・オキサンドロロン
・トゥリナボル
毒性の低い経口剤である。
若干の肝毒性を持つものの、その他に目立った副作用も無く、扱い易い。
故に経口ユーザーの初心者にもお勧め出来る。
本剤らを試した後はより強力なドラッグにも挑戦して欲しい。

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